ピーヒョロ・・♪
という鳴き声と共に
空を舞う鳶(トビ)
野鳥撮影&観察に出かける我々は
鳶とよく出会います。
しかし、夫は鳶には目もくれません。
彼は鳶よりも鷹に大変愛情を持っております。。
「鳶」と「鷹」
パッと見た目では、区別がつきにくいですが
明確な違いは尾っぽです。
尾っぽがバチ状(三角形)になっているものが「鳶」
扇方になっているものが「鷹」です。

「鷹(ノスリ)」夫撮影
「鳶」は比較的地上近くまで下降して飛びますが
「鷹」はかなり高度を上げて飛んでいます。
「鳶」がどんな餌でも口にするのに対し
「鷹」は自ら狩りをし、生き餌しか食べない。
よって、うまく獲物を捕らえることができなければ命を落とす。
それほどプライドを持って空を飛んでいるのです。
夫はプライド高き「鷹」の生き方に傾倒しているのか、
「鷹」と出会うのをなによりも楽しみにしているのです。
私は・・
生きるためには、なりふり構わず
何を口にしても生きる・・という「鳶」の生き様も
プライドを持って自分のポリシーを貫くという「鷹」の生き様も
どちらも生きていく上で必要不可欠だと思っています。
昨日も少し触れましたが
1月から始まったドラマ「とんび」(重松清著作)、
これは「とんびが鷹を生む」
という格言から名づけられたものであろうと思いますが
もうひとつの意味としては
なりふり構わず子どもを育てるためには
どんなことでもするという親の姿を表しているのではないかと
そのように思います。
親の子への思い、願い、愛情は
鳶のようにひたすらで、せつなく、馬鹿で
でも愛を注がずにはいられない
そんなものだと思います。
そして、いつか子は「鷹」となって
親を超え、大空高く、親の元を飛び立っていくのです。
それが親の願いであり、喜びであるのではないかと・・
空を舞う「鳶」を見上げ
より親しみを感じている今日この頃です。
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