この作り方は38年前
隣のおばさんから教わった煮方です
山蕗は半日陰にある
太く柔らかいものを選び採取する
《準備》
根元の赤い部分を切り落とし
4センチくらいに切る
短いものや細いものは
見栄えが悪くなるので捨てる
タライに入れてもみ洗いする
茎にはうす茶色の毛がついているので
2~3回水を取り替えてよく洗う
《煮方》
フキは大きめの鍋に入れて
同量の水と酒をヒタヒタになる位入れて
中火で1~2時間フタをして
柔らかくなるまで煮る
時々様子をみる
柔らかくなったら醤油を入れ中火で煮る
水分をとばすためフタはしない
この時鷹の爪を3本入れる
醤油の色が付いてきたら
砂糖を3回に分けて入れ中火で煮る
この味付けは醤油と砂糖は同量
《私はお玉杓子で量ります》
水気が少なくなってきたら
鍋をゆすり返しながら
何度も味を絡ませて仕上げる
最後の仕上げは焦らず根気仕事
煮上がったら蓋はせず冷ます
2~3日経つと味が馴染んで落ち着く
保存は冷蔵庫で!
《注意》
慣れないうちはその時々に味見をする
し過ぎることはない
鍋を返すのは
水分が本当に少なくなってから
多い時にすると辺りに汁が飛び散り
大変な事になります
分量は?と聞かれますが
フキ 5キロ
醤油 700cc
砂糖 700g
これでは参考にならないかも・・です
これの煮上がりは2.5キロでした