野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

ふきの薹 雄株と雌株

2021-04-10 00:00:00 | 絵日記
フキノトウはフキの若い花茎のこと

フキには雄株と雌株がある
雄株につくのは雄花
黄色の花粉を出したら終わり
背丈はのびない

雌株にあるのは雌花
受粉後は背が延びる
種を遠くまで飛ばせるように
40~50センチ位になる

蕾では花の説明ができないので
天ぷらで味わう蕾の時期は我慢

そのため
雄と雌の『味』の違いは不明

フキ味噌にするなら
大きい物の方が沢山できる

刻んだフキノトウを油で炒め
酒と味噌で味付け
炊きたての白米に混ぜ込みおにぎりに
冷ましてから焼く『焼きおにぎり』
味噌が焼けていっそう香ばしい

ご飯に混ぜるので砂糖は入れない
味がスキッと私好み

我が家の庭では
枝垂れ桜のピンクと
コブシの白い花の共演
花見には
ふき味噌の焼きおにぎりが
ウチの定番

清里高原にも春が来た