第7回 竜王山、キリシタン 他
やっと秋らしくなってきました。
今回は辰年ゆかりの茨木市の竜王山に7名で行きました。
直行バスが減ったので、9時15分にJR茨木駅に集合し、9時26分発のバスで行きました。
階段、山道、自動車道を登って行くと岩刀山です。
巨岩の割れ目から薬師如来が出現したと言われています。
左手に龍神石塔群があり、上の方には宝池寺の開祖の明学上人の御墓があります。
宝池寺の境内に八大龍王社があります。
拝殿の奥には、山頂近くなのに池があり湧水で、ほぼ満水になっています。やはり龍がいるのかも。
少し登ると山頂なので、三角点を探してもらいました。
小径から少し入った所に三等三角点509.75mを見つけました。
山頂付近は樹木が多く、眺望がありませんが、展望台に登ると、大阪方面がよく見えました。
樹木が伸びて高槻方面は見えません。
忍頂寺への下り道に荒滝があり、修験者の滝行が行われています。
水量が少なくチョロチョロ滝だったのは残念でした。
麓には忍頂寺があります。853年に勝尾寺の三世証道上人の弟子三澄が開基した説が有力です。
忍頂寺バス停近くから南へ山道を辿り、新名神の近くの寺山に行くと、郷土史家の
藤波大超が見つけた「上野マリア」の墓碑が再現されています。
茨木市立キリシタン遺物史料館は無料ですが「聖フランシスコ・ザビエル像(複製)」他、
この地区で見つけられた史料が多く保存されています。
近くの家の前には高山右近像やマリア像が祀られています。
時間が少しあったので、千提寺から泉原まで歩きました。
刈取りの終わった棚田が美しいです。
距離は5.6km、登り累計は350m、下りは420m、程よい汗をかきました。
泉原15時11分発のバスは通学時間帯の為かほぼ満席で、茨木駅に15時48分に着き、散会しました。