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第8回 柳生街道-2

2024-11-27 | 日記

第8回 柳生街道ー2

 今回は5名で、5月に前半を歩いた続きで、後半の柳生街道ー2に出掛けました。
 前回終点の忍辱山までのバスは少なく、近鉄奈良駅9時19分発の
奈良交通バスで行きましたが満員でした。 IR奈良駅から乗るべきでした。

忍辱山の山門付近の紅葉はとても綺麗で我々を出迎えてくれました。

 

本堂の阿弥陀堂は室町時代に再建されましたが、本尊の阿弥陀如来坐像は平安時代の物です。

 

春日堂、白山堂は1228年春日大社御造営の際に旧社殿が寄進され、今では全国で一番古い春日造社殿で国宝です。

 

柳生街道の坂道を降りて行き、大柳生に入ると夜支布山口神社があります。その摂社立磐神社の本殿の裏手には巨石があります。

 

大柳生の盆地をゆっくりと進みます。快晴でとても気持ち良かったです。

 

街道沿いに水木古墳があります。6世紀後半の15m位の円墳で、この付近の首長の墓と思われます。

 

南明寺の近くにおふじの井戸があります。柳生宗矩の側室になったおふじとのなれそめの逸話が残る井戸です。

 

阪原(かえりばさ)峠(365m)に差し掛かると、石畳の急坂になります。

 

峠道を降り切る辺りに疱瘡地蔵が祀られています。

 

炭焼き釜が復元されて、炭を生産しています。

 

東側の山に登っていくと、柳生石舟斎が天狗と思って切ったと伝わる柳生一刀石があります。
鬼滅の刃以降、若者が多く訪れ、撮影用のスタンドやおもちゃの刀も置かれています。

 

少し北側に柳生城跡の碑があります。

 

旧柳生藩家老屋敷跡です。

 

少し北側の中腹に柳生十兵衛が諸国巡りに旅立つ前に植えた杉と言われます。 落雷が
あり、今は二代目のようです。

距離は 9km、登り累計は350m、下りは450m、程よい汗をかきました。
柳生15時43発のバスで近鉄奈良駅に戻りました。


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