第12回 紀三井寺、紀州東照宮 他
今回は、3月25日(月)に12名で和歌山の古刹の紀三井寺、和歌浦、紀州東照宮、他に出掛けました。 桜の花は寒の戻りで期待薄でした。
11時10分にJR紀三井寺駅に集合して、スタートしました。
紀三井寺は770(宝亀元)年に鑑真とほぼ同時期に来日した為光上人によって開基された
古刹です。西国三十三観音の二番札所です。
駅から見ると、紀三井寺のある名草山には靄が掛かっているし、霧雨が降っていました。
紀三井寺は名水百選にも認定された三つの名水があるので、まず駅近くの吉祥水を見に行きました。
山門をくぐると、いきなり長い階段があります。
しかし、右手にはケーブルカーもあり、後のエレベーターで車椅子の方でも登れます。
階段を少し登ると、清浄水があります。
少し離れた所に、楊柳水があります。
日差しの良い所に、桜の花が咲いていました。
本堂の近くでは 一分咲きの桜も。
しかし、TVも来ていた標準木はまだまだ蕾固しという状況でした。
対岸の和歌浦方面も靄でよく見えません。
山部赤人が「わかの浦、・・・」と詠い上げた景色が広がります。
バスで和歌浦に移動し、予約していたカフェRでランチを頂きました。
農林大臣を務めた岡崎邦輔の元別荘です。
天井が高く、開放的で、土足で上がれました。生け花が春らしく、良かったです。
これで 1500円は、納得です。
玉津島神社の境内には 天然記念物の根上りの松が保存されています。
根の砂が風雨で吹き飛ばされて、根の部分が露出しています。
神社の裏山の奠供山に登ると、和歌浦漁港見えます。
神社の東にある小島の妹背山との間には杭州の西湖を模した石造りの緩やかな
アーチ橋の三段橋が架かっています。
紀州東照宮です。 家康の十男の徳川頼信が紀州に転封となり、1621年に完成しました。
権現造りの本殿は優美で「紀州の日光」と呼ばれています。
左甚五郎の虎と龍の彫り物もあります。
あいにくの天候でしたが、あまり傘をさす必要も無く、助かりました。
今年は、例年よりも開花が遅れていますが、夏は涼しいと良いのですが。