ONCC 史跡探訪クラブ

史跡探訪の活動記録・紹介

第4回 友ヶ島 他

2020-09-27 | 日記

 9月24日台風20号の接近で実施しようかどうか迷っていましたが、幸いにも関東方面にそれたので、当初の計画通り、11名で友ヶ島、加太に出かけました。 コロナの心配もあり、マスクを着用し、8時27分梅田発で、10時20分に南海加太駅に着きました。


 加太駅に向かう途中、赤い「めでたいでんしゃ」なな号とすれ違いました。


 友ヶ島汽船でマップをもらいました。地ノ島、虎島、沖ノ島、神島を総称して友ヶ島と呼んでいます。


 11時発の高速艇に乗船。 定員は110名ですがコロナ対策で半分程度。 当日は連休も終わり、40名位でした。


 途中、地ノ島と虎島との間を抜けますが潮流が激しくなっていました。約25分で沖の島に着きました。


 船着場から、遊歩道を西に向かい第2砲台跡に着きました。 幕末に友ヶ島奉行が設置され、明治時代に本格的な砲台が築かれました。


 第2次大戦では航空機の攻撃が主流になり一度も活躍することなく、終戦となりました。その後は進駐軍により、爆破され無残な姿になりました。


 南の丘に登って行くと白い灯台があります。明治5年に出来た洋風建築の灯台で、今でも稼働中です。


 西に子午線広場があり、対岸には淡路島の由良が見えます。 そこにも由良要塞が設置されていました。


 第1砲台跡の弾薬庫です。


 東に降りて行くと、蛇ケ池があり、芝生の広場があります。


 更に東の山に登っていくと、小展望台があり、眼下には 船着き場の近くの神島が見えます。


 もう少し行けば、第3砲台跡があるのですが帰りの船が13時30分の予定なので下山することに。 第5砲台跡は荒れていました。


 船着き場の近くの公園で遅めの昼食を摂り、乗船。 沖の島の先の虎島との間は道路が崩れて、通行止めでした。


 加太に戻って、近くの淡嶋神社へ。 門前のお土産屋には、多くの人が海産物を求めて来ていました。


 神社には、3月3日に雛流しをするお人形が多くおさめられています。 立派なお雛様です。


 予約していたタクシーで国民休暇村近くの深山第1砲台跡に向かいました。見晴台からは地ノ島、沖ノ島、淡路島がよく見えます。


 第1砲台跡は綺麗に整備されており、トンネルの下には弾薬庫がありました。


 煉瓦道は当時のままに保存修復されており明治時代にはこの道を弾薬を運び上げたことが偲ばれました。

 加太駅16時23分発で、和歌山市駅経由で順調に座れて、18時24分に大阪駅に戻りました。雨に降られず 比較的涼しく気持ちの良い史跡探訪でした。


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