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MAX真吉の中年真っ只中~!

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今さらですが・・・「カムイ外伝」感想

2010-08-22 22:47:44 | 映画
先日、日本一ディープな(たぶん)映画館、トビタ東映で観た

「カムイ外伝」の感想を・・

この映画にはアクション関係の知人が数人参加しているので
あまり厳しいことは書きたくないのですが正直な感想を書きますね。

まず予告編を観た時、「うわっ、めっちゃカッコエエ~!」っと思いました。

「カムイ外伝」予告

水しぶきをあげて疾走するカムイ、手裏剣を紙一重でよけるカムイ、文句無しにカッコいいです!

予告があまりにもかっこよかったのでかなり期待していたのですが・・・


本編を観て、まあそれなりに楽しめたシーンもありましたが
巨額の製作費(15億円以上?)を投じた
日本映画最大級の“アクション・エンターテイメント大作”というわりには
正直な感想は・・イマイチやったな~。

もともと「カムイ」って原作は“エンターテイメント”には向いていないんじゃないかな。
     
「どろろ」みたいに妖怪変化とか出てこないし(映画「どろろ」はけっこう好きなんです。)
かといって「あずみ」や、たけし版「座頭市」のようなシリアスな緊張感も感じられなかった。

「あずみ」の幼なじみの仲間と殺し合うシーンや
「たけし版・座頭市」の殺陣は残酷で緊張感があったなぁ。

「カムイ外伝」は娯楽性もシリアス感も両方とも中途半端やったと思う。

佐藤浩市さん演じるお殿様がコントっぽくて
理不尽な身分階級社会の非道さがぜんぜん伝わってこないし
厳しい“忍びの掟”も死ぬか生きるか、殺すか殺されるかって世界観が伝わってこなかったな~。

村人がみんな惨殺されるシーンももっと残酷に描いてくれないと感情移入できない。

アクションシーンに関してはめちゃくちゃカッコいいと思ったのは
予告で使われている水辺の対決シーン、疾走する松ケンの“忍者走り”はカッコいい!
“変移抜刀霞斬り”も幻想的でよかった。“飯綱落し”はゲームの画面かアニメっぽくて嫌い。

ラストの砂浜の大立ち回り、カッコよかったんですが
白い砂浜、青い海・・でやるとそれだけで緊張感が感じられない・・・
もう少し緊張感のある演出をしないと殺陣がもったいない。

CGのサメは酷すぎる・・・。

なんでもかんでもCGに頼ってたら“実写版映画”の面白さが無くなってしまう。

SFや摩訶不思議なファンタジー作品がCGを使うのはわかるけど
普通のアクション映画ではあんまりCGを使ってほしくないなぁ。。。


これから公開される日本映画で期待しているのが

「BECK」と「ヤマト」です。  



ヤマト予告


でも黒木メイサさんて森雪っていうより絶対、イスカンダル星人顔やんな、スターシャ顔やわ。
エリカさまの方がまだ森雪っぽかったと思います。

ヤマピーのジョーもなかなかええ感じやん! 

おもろい映画期待してまっせー!!!
コメント (2)
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