上の画像は本文とはぜんぜん関係ありませんが・・・大好きな淀川&バイクです。
「アクション俳優、中学生に鉄拳制裁で現行犯逮捕」
先日、ネットでこのニュースを見つけて驚きました。。。
(スポーツ報知より)http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20111213-OHT1T00276.htm
神奈川県警麻生署は13日までに、中学2年の男子生徒を殴った暴行容疑で
川崎市麻生区の自称アクション俳優・糸川尚正容疑者(45)を現行犯逮捕した。
歩道をふさいでいた生徒に対して注意した際に、
「うるせえな」と言われ、犯行に及んだ糸川容疑者。
1980年代に特撮アクションドラマ「超獣戦隊ライブマン」に出演した過去があるが、
最近では俳優としての仕事はなかった。
眠っていたアクション俳優としての本能は
「中学生を殴る」という間違ったアクションとなって発揮されてしまったようだ。
麻生署によると、糸川容疑者は12日午後6時25分頃、
同市麻生区の市道で中学2年の男子生徒(13)の顔を拳で殴った疑いで現行犯逮捕された。
都内の建設現場でのアルバイトを終え、
帰宅途中だった糸川容疑者は、横幅約2・8メートルの歩道の前方から、
部活を終えた中学の男子生徒グループ8人が横に並んだ状態で歩いてきたため
「通るところがねえじゃねえか」と注意した。
すると、8人のうち1人が「うるせえな」と反論したため、ブチッ。生徒に詰め寄った。
生徒は走って逃げたが、糸川容疑者は残りの生徒と現場に待機。
10~15分後に生徒が戻ってきたため
「お前、何て言ったんだよ、さっきよ」とすごんだ。
そこで再び生徒が「うるせえな」と言ったため、右拳で生徒の左顎を殴りつけた。
他の生徒が110番したため、周囲をパトロールしていた警官が駆けつけ、現行犯逮捕した。
殴られた生徒は顔面に全治3日間の打撲を負った。
調べに対し、糸川容疑者は容疑を認め「カッとなってやった」と供述している。
糸川容疑者は1988年から89年にかけてテレビ朝日系列で放送された
戦隊アクションドラマ「超獣戦隊ライブマン」にゲスト出演するなど俳優として活動。
今回も逮捕後の調べに対し「アクション俳優」を名乗っているが、
実際には役者としての仕事は最近ではなくなっていたようで、
建設現場のアルバイトで生計を立てていた
> 眠っていたアクション俳優としての本能は
「中学生を殴る」という間違ったアクションとなって発揮されてしまったようだ。
って、マスコミにおもしろおかしく書かれてしまっているのがちょっと虚しい。。。
実はこの逮捕されてしまったアクション俳優・糸川尚正(通称・糸ちゃん)とは、
昔、よく一緒に仕事をしたことがあるのです。
もうかれこれ15年以上も前ですが、俺が東京でワイルドスタントに所属していた頃、
撮影や舞台の仕事で何度も一緒になったことがあります。
糸ちゃんは当時からフリーのアクション俳優としていろんなチームに出入りしてたようです。
糸ちゃんと俺は同じ歳やけど
“アクションの好み”が微妙に違っていたので
そんなにめちゃめちゃ仲良くはならなかったけどね(笑)
住んでた所がわりと近かったので
撮影や舞台の仕事のあとよく酒飲んで一緒に帰った仲でした。
糸ちゃんは良くも悪くも思ったことをすぐに口にだすタイプやから今回の事件になってしまったのかな。。。
記事を読む限りでは前方から道幅いっぱいになって歩いてきた中学生に注意して
反抗されてトラブルになったみたいやけど
やっぱ先に殴ったらあかんと思う。
そら相手がナイフで切りつけてきたとか大勢で殴り掛かってきたとかならわかるけど・・・
それに相手がいくら悪いといってもまだ中学生。
まだまだ世間知らずの子供やん。
カッとならずにグッとこらえてほしかった。
でもね、糸ちゃんて面倒見がよくて世話好きですごい優しい面もあるのよ。
もう16年も前の話ですが・・・
1995年の夏、今はなき「新宿コマ劇場」での
『小林幸子さんの舞台公演』の仕事で一緒になったときには、糸ちゃんにはホンマお世話になった。
俺は大物芸能人の長期舞台公演の仕事は初体験だったので戸惑うことばかりやったのよ。
舞台の“しきたり”とかぜんぜん知らなかった俺に糸ちゃんはいろいろ丁寧に教えてくれたのです。
挨拶とか衣装の着方やたたみ方、かつらの付け方やメイクのやり方とか。
俺や糸ちゃんのようなアクション要員の役どころは
“斬られ役”や“忍者”や“ダンサー”やらチョイ役なんやけど出番が多く、
衣装の早着替えやかつらの付け替えも多くて、舞台慣れしていない俺は最初は失敗ばっかり・・・
“出とちり”しそうになったり、ベテラン役者さんの衣装を間違えて着てしまいそうになったり・・
そんな俺に糸ちゃんはいろいろやさしく教えてくれた。
糸ちゃんは舞台の仕事には慣れていて小林幸子さんにもかわいがられていたのです。
その時の“華麗なる?ダンサー”写真です! 当時28歳でした。
ダンサーといっても本格的なダンスはプロのダンサーたちが踊って
俺たちアクション要員は簡単な振り付けのダンスとバク転やらバク宙をするだけでしたが
毎回ステージが終わるとけっこうヘロヘロになっていました。
俺が体調を崩した時も糸ちゃんはユンケルくれたりいろいろ気遣ってくれたのです。
ほんま大げさな話ではなく糸ちゃんのおかげでこの仕事を無事にやりとげることができました。
>糸ちゃん、あの時はありがとう。感謝しています。
その後、仕事で一緒になることも少なくなり
俺がアクション業界を引退して引っ越ししたので糸ちゃんとも会わなくなった。
ほんの数年前、テレビドラマ「特命係長・只野仁」(やったと思う)
でチンピラ役として出演していた糸ちゃん(らしき人物)を発見して
「うわっ!糸ちゃんや。まだがんばってるんや」とちょっと嬉しかった。
世の中、いろいろムカつくことも多いけど、
こらえるところはグッとこらえて、主張するべきところは堂々と主張して・・・難しいけどね。
お互いがんばろうぜ!
「アクション俳優、中学生に鉄拳制裁で現行犯逮捕」
先日、ネットでこのニュースを見つけて驚きました。。。
(スポーツ報知より)http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20111213-OHT1T00276.htm
神奈川県警麻生署は13日までに、中学2年の男子生徒を殴った暴行容疑で
川崎市麻生区の自称アクション俳優・糸川尚正容疑者(45)を現行犯逮捕した。
歩道をふさいでいた生徒に対して注意した際に、
「うるせえな」と言われ、犯行に及んだ糸川容疑者。
1980年代に特撮アクションドラマ「超獣戦隊ライブマン」に出演した過去があるが、
最近では俳優としての仕事はなかった。
眠っていたアクション俳優としての本能は
「中学生を殴る」という間違ったアクションとなって発揮されてしまったようだ。
麻生署によると、糸川容疑者は12日午後6時25分頃、
同市麻生区の市道で中学2年の男子生徒(13)の顔を拳で殴った疑いで現行犯逮捕された。
都内の建設現場でのアルバイトを終え、
帰宅途中だった糸川容疑者は、横幅約2・8メートルの歩道の前方から、
部活を終えた中学の男子生徒グループ8人が横に並んだ状態で歩いてきたため
「通るところがねえじゃねえか」と注意した。
すると、8人のうち1人が「うるせえな」と反論したため、ブチッ。生徒に詰め寄った。
生徒は走って逃げたが、糸川容疑者は残りの生徒と現場に待機。
10~15分後に生徒が戻ってきたため
「お前、何て言ったんだよ、さっきよ」とすごんだ。
そこで再び生徒が「うるせえな」と言ったため、右拳で生徒の左顎を殴りつけた。
他の生徒が110番したため、周囲をパトロールしていた警官が駆けつけ、現行犯逮捕した。
殴られた生徒は顔面に全治3日間の打撲を負った。
調べに対し、糸川容疑者は容疑を認め「カッとなってやった」と供述している。
糸川容疑者は1988年から89年にかけてテレビ朝日系列で放送された
戦隊アクションドラマ「超獣戦隊ライブマン」にゲスト出演するなど俳優として活動。
今回も逮捕後の調べに対し「アクション俳優」を名乗っているが、
実際には役者としての仕事は最近ではなくなっていたようで、
建設現場のアルバイトで生計を立てていた
> 眠っていたアクション俳優としての本能は
「中学生を殴る」という間違ったアクションとなって発揮されてしまったようだ。
って、マスコミにおもしろおかしく書かれてしまっているのがちょっと虚しい。。。
実はこの逮捕されてしまったアクション俳優・糸川尚正(通称・糸ちゃん)とは、
昔、よく一緒に仕事をしたことがあるのです。
もうかれこれ15年以上も前ですが、俺が東京でワイルドスタントに所属していた頃、
撮影や舞台の仕事で何度も一緒になったことがあります。
糸ちゃんは当時からフリーのアクション俳優としていろんなチームに出入りしてたようです。
糸ちゃんと俺は同じ歳やけど
“アクションの好み”が微妙に違っていたので
そんなにめちゃめちゃ仲良くはならなかったけどね(笑)
住んでた所がわりと近かったので
撮影や舞台の仕事のあとよく酒飲んで一緒に帰った仲でした。
糸ちゃんは良くも悪くも思ったことをすぐに口にだすタイプやから今回の事件になってしまったのかな。。。
記事を読む限りでは前方から道幅いっぱいになって歩いてきた中学生に注意して
反抗されてトラブルになったみたいやけど
やっぱ先に殴ったらあかんと思う。
そら相手がナイフで切りつけてきたとか大勢で殴り掛かってきたとかならわかるけど・・・
それに相手がいくら悪いといってもまだ中学生。
まだまだ世間知らずの子供やん。
カッとならずにグッとこらえてほしかった。
でもね、糸ちゃんて面倒見がよくて世話好きですごい優しい面もあるのよ。
もう16年も前の話ですが・・・
1995年の夏、今はなき「新宿コマ劇場」での
『小林幸子さんの舞台公演』の仕事で一緒になったときには、糸ちゃんにはホンマお世話になった。
俺は大物芸能人の長期舞台公演の仕事は初体験だったので戸惑うことばかりやったのよ。
舞台の“しきたり”とかぜんぜん知らなかった俺に糸ちゃんはいろいろ丁寧に教えてくれたのです。
挨拶とか衣装の着方やたたみ方、かつらの付け方やメイクのやり方とか。
俺や糸ちゃんのようなアクション要員の役どころは
“斬られ役”や“忍者”や“ダンサー”やらチョイ役なんやけど出番が多く、
衣装の早着替えやかつらの付け替えも多くて、舞台慣れしていない俺は最初は失敗ばっかり・・・
“出とちり”しそうになったり、ベテラン役者さんの衣装を間違えて着てしまいそうになったり・・
そんな俺に糸ちゃんはいろいろやさしく教えてくれた。
糸ちゃんは舞台の仕事には慣れていて小林幸子さんにもかわいがられていたのです。
その時の“華麗なる?ダンサー”写真です! 当時28歳でした。
ダンサーといっても本格的なダンスはプロのダンサーたちが踊って
俺たちアクション要員は簡単な振り付けのダンスとバク転やらバク宙をするだけでしたが
毎回ステージが終わるとけっこうヘロヘロになっていました。
俺が体調を崩した時も糸ちゃんはユンケルくれたりいろいろ気遣ってくれたのです。
ほんま大げさな話ではなく糸ちゃんのおかげでこの仕事を無事にやりとげることができました。
>糸ちゃん、あの時はありがとう。感謝しています。
その後、仕事で一緒になることも少なくなり
俺がアクション業界を引退して引っ越ししたので糸ちゃんとも会わなくなった。
ほんの数年前、テレビドラマ「特命係長・只野仁」(やったと思う)
でチンピラ役として出演していた糸ちゃん(らしき人物)を発見して
「うわっ!糸ちゃんや。まだがんばってるんや」とちょっと嬉しかった。
世の中、いろいろムカつくことも多いけど、
こらえるところはグッとこらえて、主張するべきところは堂々と主張して・・・難しいけどね。
お互いがんばろうぜ!