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「ジョン・ウィック:パラベラム」感想(ネタバレあり)ネタバレ全開でアクションを熱く語るぜ!

2019-10-05 13:37:00 | 映画

昨夜「ジョン・ウィック:パラベラム」を観てきました!
アクションめちゃめちゃ凄かったです!
めちゃめちゃおもろかった~!

ストーリーは
前作のラストからの直結です。

“殺し屋の殺し屋による
 殺し屋たちの
 殺し屋ファンタジー”

登場人物が
ほとんど裏社会の人間で
殺し屋同士の
バトルアクションの連続!

アクションの種類も豊富で
ガンアクション、格闘アクション、
刀アクション、ナイフアクション、
バイクアクション、カーアクション、
犬アクション、馬アクション・・・
アクションの
バリエーションと手数は
前2作を凌ぐほどで
ハンパない熱量!

ナイフでグサッ!
カタナでズバッ!
というような残酷なシーンも
ありますが
マンガチックな
笑えるシーンも多くあります。

殺し屋たちも
アジア系、黒人、白人、
老若男女問わず
個性豊かでおもろかったです。
中でも
怪しい日本語を喋る殺し屋・ゼロを
演じたマーク・ダカスコスが強烈でした!

「クライイングフリーマン」(1996)の頃は
美男子で
めちゃめちゃカッコよかったのに
今作では
ユル・ブリンナーや
大葉健二さんを彷彿させる
スキンヘッド&眼力で
凄味にコミカルさを交えた演技で
存在感バツグンでした!
もう55歳なのに
アクションは相変わらず素晴らしく
後ろ回し蹴りが超カッコイイ~!

あと、ヤヤン・ルヒアンと
その他のアジア系俳優の
パンチやキックが
キレッキレで
速い!速い!速い!
インドネシア最強格闘術シラット炸裂!

ジョン・ウィック
(キアヌ・リーブス)自身は
圧倒的な強さを誇る
無敵のヒーロではなく
戦い方もどこか
ぎこちなくブサイクで
長髪を振り乱し
ベルトや本など
身の回りにある物を
手当たり次第に武器にして
必死で闘う姿がいいですね~
長身だけど
ちょっとお腹周りがダブってて
走り方なんかも
ブサイクなんだけど
それがいい味でてるんですよねー
でもワンカット長回しでの
複数の敵との闘いの“間”や
投げ技の腰の入れ方、
飛び付いての関節技など
格闘技のテクニックは本物で
そうとうアクションの
練習をしているのでしょうね。

とにかくアクションの
手数が凄かったです!
カット割りも細かくなく
観易いアングル、
サイズだったので
アクションをじっくり観れました!

ガンアクションも
銃の種類によって
弾倉や装填のやり方、
破壊力の違いなんかも
表現されていたので
銃撃シーンが長くても
飽きませんでした。

カーアクションは
今回は少な目でした。
でもジョン・ウィック
(のスタントダブル)が
2台の車に続けて
撥ねられるシーンは強烈でした。

バイクアクションは2回あって
1回目は
馬に跨って疾走するジョンと
それを追いかける2台のバイクチェイス!
馬vsバイク!
馬を“チバ乗り”して
バイクからの銃撃を
かわすシーンは激シブ!
※チバ乗り・・「戦国自衛隊」や「影の軍団」で
千葉真一さんやJACの精鋭たちが披露していた
馬の側面にしがみ付いて身を隠して乗る曲乗り)

2回目のバイクチェイスは
ヤマハMT-9軍団大暴走!
バイクに乗ったまま
日本刀を振り回したり
至近距離で銃撃戦したりで
もうハチャメチャで
マンガチックでしたが
凄かったです!
このシーンは「悪女」
アクションシーンをパクった(参考にした)と
チャド・スタエルスキ監督は
インタビューで語っています。
いろんな映画のアクションシーンを
参考にして取り入れる柔軟性と
即実践していく行動力は
素晴らしいですね!
さすがはスタントマン出身の
チャド・スタエルスキ監督!

でもねー
バイクアクションは
もっとシンプルなスピードバトル、
サイドバイサイドの
コーナーリングや
ウイリーや大ジャンプも
入れてほしかったなー
転倒シーンは
ノーヘルでハイサイドで
吹っ飛んでいたスタントマンに拍手!

ラストはジョン・ウィックが撃たれて
物凄い高さから落下するのですが
このシーンはCG合成だと思いますが
リアルで迫力ありました。

とにかくアクションの
熱量がハンパない!
アクション好きは必見の作品!
ぜひ劇場へ!

コメント (2)
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