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「キングスマン:ファースト・エージェント」感想(ネタバレあり)

2022-01-04 05:03:50 | 映画

昨日「キングスマン:ファースト・エージェント」を観てきました。

キングスマンシリーズは
過去の2作とも
かなり面白かったので
今作も期待したのですが・・・

※過去の2作の感想
「キングスマン」(2014)
「キングスマン:ゴールデン・サークル」(2018)

今回の「キングスマン:ファースト・エージェント」は
過去の2作品の前日譚で
キングスマンの誕生秘話を
描いた作品なので
時代設定も20世紀初頭の
第一次世界大戦の頃のお話になります。

ストーリーをざっくり書きますと
英国の名門貴族の
オックスフォード公が
第一次世界大戦勃発を止めるべく
巨大な陰謀に立ち向かい
国家権力に頼らない諜報機関
「キングスマン」を設立するまでの物語。

時代設定が1900年代初頭なので
現代劇のような派手さはなく
ちょっと地味で暗めのトーンでしたが
そこは過去の
キングスマンシリーズとは
時代設定が違うということを
念頭に置いて観ないと
期待外れに感じてしまうかも・・・

オックスフォード公に仕える
ショーラとポリーが
めちゃ強くてカッコイイよ!

俺はこのシリーズに求めるものは
高級スーツをビシっと
着こなした英国紳士が
実はめちゃめちゃ強くて、
キャラ濃いめの悪役たちを
スタイリッシュかつ痛快な
アクション&秘密兵器で
倒してくれる姿に
魅力を感じています。

今作は時代設定が古いために
最新鋭の秘密兵器や車なんかは
登場はしませんが
ナイフや剣、
短銃、ライフルといった
シンプルな武器だけでの戦いが
逆に面白かったです。

キャラ濃いめの悪役、
ラスプーチンは
バレエやコサックダンス
のような動きを取り入れた
格闘アクションが面白かったし
ラストの断崖絶壁のアクションは
エレベーター(?)や山羊(?)を
使って痛快でした!w
スピーディーでキレッキレの
アクションでしたが
とても見易いカット割り、
カメラワークでした。
時々、コミカルな動きも
取り入れたりもして
ほんとアクションシーンは
素晴らしかったです!

この作品の
アクション監督は
ブラッド・アラン
(Bradley James Allan)
アクション映画マニアの人なら
ブラッド・アランのことは
ご存知だと思いますが
あのジャッキー・チェンの
スタントチーム(成家班)初の
非アジア人メンバーであり
ジャッキー・チェンと共に
めちゃめちゃ凄い
アクションシーンを演じたり
作り上げてきた方なのです。

近年ブラッド・アランが
アクション監督をした作品は
「キック・アス」
「シャン・チー:テンリングスの伝説」
「キングスマン」シリーズ全作など
すべてアクションが面白かったです!
スタントパフォーマーとしても
めちゃめちゃ凄ったし
アクション監督としても
凄い才能を発揮していたのに・・

昨年、ブラッド・アランは
48歳の若さで
亡くなってしまいました。
死因についてはネットで調べても
はっきりわかりませんが
心臓発作か病気で
亡くなられたということです。
残念です。

あっ、ブラッド・アランの話ばかりに
なってしまいましたが・・
「キングスマン:ファースト・エージェント」
満足度・・・72点

コメント (2)
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