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「沈黙の艦隊」感想(ネタバレあり)

2023-10-04 21:31:24 | 映画

「キングダム」の王騎将軍役の
大沢たかおの演技を観て
ちょっと大沢たかおのファンになったので
「沈黙の艦隊」も観てきました。
今作でも冷静沈着、
無表情で淡々と話す演技が
不敵で良かったです。


「沈黙の艦隊」
原作コミック未見で
予備知識ほぼ無しで観ました。
スティーブン・セガールの映画とは
ぜんぜん関係ないのねw

ストーリーをざっと説明しますと・・・
日米政府が極秘に建造した
高性能原子力潜水艦〈シーバット〉
その艦長に任命された
海上自衛隊一の操艦を誇る
海江田四郎(大沢たかお)
ところが、海江田は
密かにシーバットに核ミサイルを積載し、
乗組員と共に突如反乱逃亡。
海江田を国家元首とする
独立戦闘国家「やまと」を
全世界へ宣言した。
「やまと」を核テロリストと認定し、
太平洋艦隊を集結させて
撃沈を図るアメリカ。
アメリカより先に「やまと」を
捕獲すべく追いかける海上自衛隊。
日米それぞれの思惑が交差し
緊迫した攻防戦、駆け引きが続く
はたして海江田の
真の目的は何なのか・・・
日米は海江田の暴走を
阻止することができるのか・・・


防衛省、海上自衛隊の協力により
邦画としては初の
実物の潜水艦を使用して撮影したシーンなど
なかなか見応えのあるシーンもあり
邦画としてはかなり頑張ったとは思いますが
全体的にはスケール感や緊張感に乏しく
邦画の域は超えていないな~と感じました。

核ミサイルを積んでいるというだけで
たった一隻の小さな潜水艦にも
うかつに手を出せないでいる
アメリカの大艦隊の様相は
現代の北朝鮮のように
孤立する核保有国に対する
国際情勢の縮図のようです。
核には核、
力には力で対抗するしかないのか・・
核による核の抑止力とは・・
真の国際平和とは・・・
などなどいろいろと
考えさせられる映画ではありました。

でも中途半端なところで
終わってしまうので
ガッカリでした。
(続編は今作の興行成績次第かな・・)

「沈黙の艦隊」
満足度・・・62点

コメント
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