せっかくの夏休みですが
日本列島、
大荒れの天気ですね。。。
俺も大好きな
バイクツーリングは断念して
この夏休みは
映画三昧の夏休みに
なりそうです。
さて今日は
「キネマの神様」を観てきました。
めちゃめちゃよかったです!
感動しました!
ストーリーを
ざっと説明すると・・・
かつては映画監督を目指し
撮影所で有能な助監督として
働いていた若者が
紆余曲折あり、
映画の夢をあきらめ、
今ではギャンブルと
アルコール依存症の
クズ老人に成り下がっていたところ
家族や友人に支えられ
再び映画の夢を追いかける
奇跡の物語。
クズ老人を演じるのは
“ジュリー”こと沢田研二
クズ老人の50年前を
演じるのが菅田将暉で
2人で1役を演じるダブル主演。
ルックスはあまり似ていない2人なので
同一人物には見えなかったですが
2人とも素晴らしい演技でした。
菅田将暉の演技が
素晴らしいことは
ここ近年の作品を
観て知っていましたが
ジュリーはどうかな?と
思っていました。
俺は「勝手にしやがれ」
「ダーリング」「TOKIO」など
人気絶頂の頃の美しいジュリーを
子供の頃見て育った世代なので
歳をとって太ってお腹も出て
お顔もたるんでしまった
今のジュリーを見るのは
複雑な気持ちでしたが・・・
今のジュリーもイイです!
もともとユーモアの
センスがあることは
知っていましたが
これほど
クズ老人ぶりが似合うとはw
往年のジュリーファンは必見!
もともとこの役は
志村けんさんが
演じるはずだったのですが
コロナで死去され
ジュリーが代役に選ばれたことは
映画好きの人なら
ご存知だと思いますが
映画の中でジュリーが
「東村山音頭」を
歌うシーンがあったり
おそらく志村さんが演じることを
前提で書かれたであろう脚本を
ジュリーがユーモアたっぷりに演じていたのが
志村さんに対する友情やリスペクトを
感じさせてくれて感動しました。
その他のキャスト、
永野芽郁、野田洋二郎、
リリー・フランキー、
北川景子、寺島しのぶ、
小林稔侍、宮本信子・・・
みんな素晴らしい演技でした。
喜劇調ですが
青春、友情、家族愛、
そして
映画への愛を
たっぷり感じれる傑作!
余談ですが
俺自身も若い頃、
アクション、スタント
という分野でですが
映画への夢を追いかけ、
プロの世界へ飛び込みましたが
やがて挫折し
映画の夢を諦めた人間なので
この作品に
めちゃめちゃ自己投影、
感情移入できました。
俺もクズ老人にならないよう
気を付けなければw
ちなみに・・
俺の俺様ブログなので
恥ずかし気も無く
自分の写真をアップしますが・・
17歳の俺と54歳の俺です。
顔の輪郭が違うのは
太ったってのもあるけど
顎の大ケガしたからなのよ。。
若い頃から背は低かったけど
なかなかのイケメンでしょ?w
歳をとって夢を諦めようとも
あの頃の感性や行動力は
忘れないでいようと思います。
おっと、
俺のことはさておき
「キネマの神様」は
50歳以上の往年の映画ファン、
往年のジュリーファンには
ぜひ観てもらいたい作品です。
「キネマの神様」
満足度・・・90点
はまるかはまらないかは
個人次第だと思いますが
映画が大好きで
昭和の古き良き時代と
若き日のジュリーを知っていれば
胸にグッとくると思います。
俺、映画観てめったに泣かないけど
感動してちょっと泣いちゃったもんw
あまりにも予告編から良さげ過ぎて(逆にコレ…予告編詐欺なんちゃうんw)と不安に感じていたのですが中身も大丈夫だったのですね♥
是非スクリーンで観てみたくなりました
レビュー有難うございます♪
(人´∀`*)