健康長寿の窓口 (タロー8の脳腫瘍闘病記改め)

2009年に乏突起神経膠腫の手術を受け15年が経過したことを機にブログをリニューアル、健康長寿の情報を発信していきます。

退院しました

2014-04-20 18:58:32 | 健康・病気

4月15日(火)の手術は、術中の迅速診断の結果は良性ということで約3時間で終了しました。
術後の経過は、術後疼痛コントロールの麻酔の影響(麻酔科は違うと言っていましたが)と思われる酷い嘔吐と若干の発熱があったものの、18日金曜にはX線も血液検査も良好で昨日19日には退院しました。

まだ傷口と切り取られた肺の中が痛みますが、まだ手術して1週間も経っていないですから仕方ないですね。それに、傷口はまだ熱感があって腫れぼったいですう。
金曜のお昼に病院のシャワー室で早くもシャワーを浴びることができるのですから、医学の進歩は凄いです。

奥様に自宅へ連れて帰ってもらいましたが、昨日は若干身体が興奮状態にあったのか、荷物整理などをしておりましたが、やはり病院でゆっくりしているのとは違い、息切れし、疲れました。

今日も少し動いては息切れし、寝ては起き、の繰り返し。でも、肺は起きて下へ下がった状態の方が良いらしいので、できる限り起きた状態でリハビリしようと思っています。Photo
傷口は画像の通り、最近は「糸」を使わないらしく、生体糊でくっつけて絆創膏で補助的に留めているだけです。ので、抜糸は基本的にないみたいです。
上から腫瘍を取り出すために切った4cm程度の傷、補助的に胸腔鏡(内視鏡)を入れるための穴、少し下に、術後の肺に溜まる体液(血液など)を排泄するためのドレインを通す穴の傷が絆創膏で覆われています。手術で切られた痕よりも、絆創膏に皮膚が負けた痕の方が目立つ程です。

退院直前まで37℃程度の微熱があり、フロモックス(抗生剤)が処方され、今も継続して服用し、熱はありません。
痛みは咳き込んだりすると酷いですが、じっとしていても痛む時があり、処方されたロキソニンを服用しつつ対処するしかないのかな。

次回5月2日(金)が外来受診ですが、それまでに38度前後の発熱や痰が多く出るようなことがあれば受診をお願いすることになると思います。
また、それまでは基本的には会社もお休みする予定で、体調が良ければ一度は顔を見せに出社することも考えています。(無理しない程度にね)

それにしても、上葉全てを切除、っていうことにならなくて、本当に良かった!
ほんの少し取っただけでも、これだけしんどいのだから、ゴッソリ切除だったとしたら、きっと手術時間も長かったことだろうし、いろいろと面倒な術後経過もあったことでしょう。(術前の説明は一応、最悪のパターンで説明されるからなあ)


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