毎日同じような作業を繰り返しているので、あまりやらない作業でないとご紹介できないような意識が生じ、また随分と空けてしまいましたが、毎日忙しくさせていただいています。いつも「よみがえりの技」をご覧くださり、本当にありがとうございます。
今回ご紹介する作業例はFRP製のレリーフの破損補修です。
厚さ1ミリにも満たない文字の一部分が、剥がれてしまっています。
入館者のどなたかがいたずらしたのかもしれません。
リペアマスターでは基本的に美術品の美術的価値の回復を伴う補修作業は行いませんが、このたびお請けしたのは、旧友でもあり、6月からリペアマスターでいっしょに仕事をしてくださっている「彼」ならできる、と確信したからです。今はKさんとしておきましょう。似顔絵が出来てきたら、当社HP上でご紹介させていただきます。下はKさんの手。
パテ処理したところ。ある程度余分に削らないと、綺麗な面は出せません。
着色後。
拡大すると
近々、強力な新メンバー、Kさんをご紹介させていただきます!