【問題 11】 特殊栄養法について、正しいのはどれか。
1 消化管が機能している場合は、静脈栄養法が基本である。
2 経管栄養法に腸瘻(空腸瘻)は含まれない。
3 1週間程度の経管栄養管理が必要な場合、胃瘻を造設する。
4 経腸栄養剤は、医薬品と食品に分類される。
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・正解 4
1 消化管を経由せずに必要な栄養を補給する方法が静脈栄養法である。
2 経管栄養法に腸瘻(空腸瘻)は含まれる。
3 身体機能の低下や重度の認知症で口から食事をとることが難しく、経管栄養管理が必要な場合、胃瘻を造設することがある。
4 経腸栄養剤は、医薬品と食品に分類される。
【問題 12】 メタボリックシンドロームの診断基準の項目について、誤っているのはどれか。
1 血清脂質異常
2 尿酸高値
3 血圧高値
4 高血糖
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・正解 2
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・正解 2
※メタボリックシンドローム=糖尿病をはじめとする生活習慣病の前段階の状態
メタボリックシンドロームの判断基準=ウエスト周囲径かつ血圧・血糖・脂質の3つのうち2つ以上が基準値から外れた場合
【問題 13】 薬物の作用が、最も速く現れる適用経路はどれか。
1 皮下注射
2 筋肉内注射
3 静脈内注射
4 経口投与(経口与薬)
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・正解 3
※薬物の作用が最も速く現れる適用経路
①静脈内注射
②直腸内与薬
③筋肉内注射
④皮下注射
⑤皮内注射
⑥経口与薬
【問題 14】 副腎皮質ステロイド薬(ステロイド性抗炎症薬)長期連用中の患者の看護について、適切なの はどれか。
1 自己判断で減量や中止をしてもよいと説明する。
2 易感染性が高まるため、感染予防に努めるよう指導する。
3 低血圧による転倒に注意する。
4 低血糖を予防するための指導を行う。
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・正解 2
1 自己判断で減量や中止をしてはいけないと説明する。
2 易感染性が高まるため、感染予防に努めるよう指導する。
3 血圧上昇に注意する。
4 高血糖を予防するための指導を行う。
※副腎皮質ステロイド薬=炎症やアレルギーを抑えるはたらき 膠原病、気管支喘息、肺炎などの治療薬
2 易感染性が高まるため、感染予防に努めるよう指導する。
3 血圧上昇に注意する。
4 高血糖を予防するための指導を行う。
※副腎皮質ステロイド薬=炎症やアレルギーを抑えるはたらき 膠原病、気管支喘息、肺炎などの治療薬
易感染性=生体の抵抗力が低下し、感染が起こりやすい状態
【問題 15】 麻薬性鎮痛薬について、正しいのはどれか。
1 呼吸抑制作用はない。
2 がん性疼痛の緩和に用いられる。
3 下痢をおこしやすい。
4 代表的な薬物は、アスピリンである。
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・正解 2
※麻薬性鎮痛薬=オピオイド鎮痛薬 モルヒネ、フェンタニルなど
疼痛=痛み 体に損傷が起こった、あるいは起こった可能性があることを知らせる不快な感覚
アスピリン=解熱鎮痛薬のひとつ
【問題 16】 肝硬変の症状について、誤っているのはどれか。
1 黄疸
2 腹水
3 肝性脳症
4 不整脈
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・正解 4
1 黄疸 =血液中のビリルビン過多のため、皮膚や眼が黄色くなる
2 腹水 =お腹の中に水が溜まった状態
3 肝性脳症 =肝疾患による脳機能の低下
4 不整脈=脈のリズムや頻度が一定でなくなる状態
【問題 17】 内分泌・代謝疾患と原因の組み合わせで、正しいのはどれか。
1 原発性アルドステロン症ー アルドステロンの分泌過剰
2 バセドウ病 ー甲状腺ホルモンの分泌不足
3 巨人症ー 成長ホルモンの分泌不足
4 1型糖尿病ー インスリンの分泌過剰
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・正解 1
1 原発性アルドステロン症ー アルドステロンの分泌過剰
2 バセドウ病 ー甲状腺ホルモンの分泌過剰
3 巨人症ー 成長ホルモンの分泌過剰
4 1型糖尿病ー インスリンの分泌不足
※原発性=原因となる病気が無い場合、原因不明の場合
アルドステロン=副腎皮質から分泌されるホルモン
【問題 18】 呼吸器疾患について、誤っているのはどれか。
1 気管支喘息の特徴の1つとして、喘鳴がある。
2 気管支肺炎は、間質性肺炎の一種である。
3 大葉性肺炎は、肺炎球菌によるものが多い。
4 気管支拡張症は、気管支が不可逆的に拡張する。
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・正解 2
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・正解 2
1 気管支喘息の特徴の1つとして、喘鳴がある。
2 気管支肺炎は、間質性肺炎の一種ではない。
3 大葉性肺炎は、肺炎球菌によるものが多い。
4 気管支拡張症は、気管支が不可逆的に拡張する。
※喘鳴=呼吸をするときのヒューヒュー、ゼーゼーなどの音
間質性肺炎=肺の間質組織の線維化が起こる疾患の総称
大葉性肺炎=病変が1つの肺葉全体に及ぶもの
【問題 19】 大腸がんについて、正しいのはどれか。
1 進行度の評価に、デュークス分類が用いられる。
2 S状結腸の発生は少ない。
3 扁平上皮がんが多い。
4 内視鏡で切除することはできない。
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・正解 1
1 進行度の評価に、デュークス分類が用いられる。
2 S状結腸の発生は多い。
3 扁平上皮がんが多いわけではない。
4 内視鏡で切除することはできる。
2 S状結腸の発生は多い。
3 扁平上皮がんが多いわけではない。
4 内視鏡で切除することはできる。
【問題 20】 貧血について、誤っているのはどれか。
1 発作性夜間ヘモグロビン尿症は、溶血性貧血の一種である。
2 巨赤芽球性貧血は、大腸摘出後にみられる。
3 鉄欠乏性貧血は、ヘモグロビンを作るために必要な鉄が不足することでおこる。
4 再生不良性貧血は、白血球の減少を伴う。
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・正解 2
1 発作性夜間ヘモグロビン尿症は、溶血性貧血の一種である。
2 巨赤芽球性貧血は、胃摘出後にみられる。
3 鉄欠乏性貧血は、ヘモグロビンを作るために必要な鉄が不足することでおこる。
4 再生不良性貧血は、白血球の減少を伴う。
<おことわりとお願い>
正鵠を射ていない解説もあるかと存じます。
疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います。
※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!
「あなた様のご健康・学業成就・ご活躍を祈念しています!」