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ふーちゃんの子無事生まれました。

2021-07-17 18:30:07 | 日記


ふーちゃんの子無事生まれました。いや、無事引っぱり出せました。(;^_^A

分娩誘発注射が15日午前10時半頃、段取りメールが14時40分頃(この後床替え)、駆け付けメールが16日22時25分頃、直腸検査での体位確認が、17日0時10分頃、正常な体位頭、蹄おおきめ。(゜o゜;)

助産するときの多くは陰部から蹄が見えてから行いますが、待っても待っても蹄が見えてきません。

でももう駆け付けメールから4時間近く、午前2時過ぎ牽引することも十分あると思いつつ助産準備。

午前2時15分頃、消毒の上、徳利結びを途中までしてあるロープ持った手を産道に入れ、子牛の前肢蹄を持ち(少し手こずった)なんとか球節の上にロープを掛け、ロープの端を片方ずつ引っ張り徳利結びを完成させる。(これで強く引っぱっても抜けることはない。)

もう一つの蹄を持って手前に持ってこようとするが子牛が力を入れて引っ込める。数回やったがダメ。(;゚д゚) 片脚だけで滑車牽引して子牛を少し前に持ってくることに。(初体験(゜o゜;)) 少しの牽引ですんなりもう一つの脚も徳利結び完成。

それぞれの脚のロープを輪っか結び?にし、2つの輪っかに別のロープを通してこれを滑車のフックに引っ掛け牽引。頭が陰部から出るとき抵抗がかかるので、片手で牽引ロープを引きながら別の手で頭にかかっている陰部をめくるようにして頭を出します。(この方が必死でやみくもに引っぱるより頭が出やすいです。)

頭が出たら、今度は両手で牽引ロープを引きます。力一杯引いてロープが滑るので、握るところに結び目をつくりそこを握り引きました。

すると、以外に簡単に子牛が出ました。でも、母牛は立っていたのですが、崩れるように腹這い(横臥?)になりました。(;^_^A

 

子は呼吸が弱かったので、人工呼吸器で吸引数回、送気数回をしました。

子牛はしっかりと呼吸をし、その頃に母牛も立ち上がり、子牛を舐めはじめました。私もワラで子牛を拭いていたのですが、ベテラン母牛に任せ、片付けに回りました。

子牛は雄、私の手秤?で52kgでした。

家に帰ってシャワーを終えたら外は白んでいました。

今日、親子は元気、哺乳も上手。\(^o^)/