今日は昼から蒸し暑い。
明後日袋物の飼料が入ってくるので、繁殖自家配、子牛配合へのビートパルプを追加配合(市販配合20kgにビートパルプ5kg)。
20kg用の配合機なので、かなりの仕事量。
我が家の袋物の飼料置き場は、1回分のスペースしかないので、入荷前は必ず行う作業。
繁殖自家配はフスマがベースの飼料なので、自家配作業はよい経費削減になる。1袋分で数百円やすい。
自画自賛になるが、なかなかよい配合飼料である。繁殖も1年1産で回した実績もある。(総給与量の問題でその後過肥による繁殖成績の悪化で現在は分娩間隔は400日前後だが、回復傾向にある。)
フスマがベースなのでリン含量が多く、子牛への給与は不可である。
子牛配合へのビートパルプ追加配合は尿石対策である。
ビートパルプはリン含量が非常に少ない(ほとんど含まれていない。)ので、非常にリン含量が高いであろう子牛配合のリン含量をうすめるために25%加えている。(出来上がりで20%)
尿石はリンだけが原因ではないが、リンが多い状態の時に非常になりやすいのはほぼ間違いない。
子牛に飼料費節減目的にフスマ(糟糠類はリンが非常に多く、米糠、フスマはその最たる物)を多量給与して、死亡例が出ている。この極端な例はリンだけで尿石原因になっているのかもしれない。
市販配合は安価(高価だが、業者はこう言うに決まっている)にするために、糟糠類を多く使っている。穀類でも相当多い。
なので、糟糠類を使っている子牛配合にはビートパルプ混ぜなければならない。と、私は思っている。
ビートパルプは案外高い単味飼料なので、配合作業の手間賃はほとんど出ない。
また、嗜好性も並、個体によっては好まず、選び残しする。
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