ゆりちゃん②に、母の父として人気が出ている諒太郎を付けた。
しかし、諒太郎は産子が大きいので、要注意。
そこで、ゆりちゃん②なら、今までの４産が普通サイズ以下、予定日付近の分娩ばかり、と諒太郎でも普通分娩できるチョイ大きめ程度以下になると思った。
対策として、もし予定日を過ぎたら３日以内にPGで分娩させるようにした。
分娩予定を２日過ぎたので、PGを打ってもらった。
PGを打つと、おおむね1日半後までにうまれる。
尾を挙げ始める産気はほぼ予定の夜８時頃、今日中には産まれるかなと思った。
しかし、そこから進まず、膣にある牛温恵も押し出されない。
朝４時頃確認すると、お腹を蹴る仕草。(◎-◎;)
６時を過ぎ、獣医さんが起きている時間、私もそのまま牛舎管理することに。
なので、牛温恵を抜いて、直検。
もうすぐそこに、前蹄、頭が来ている。
巨大ではないと感じた。
獣医さんに電話。
獣医さんは、（胎児の体位が正常なら）産気が長くても、破水（足包が出てこ）ないと産道が開かないので、まだ待とう。であった。
朝管理終盤の９時過ぎ袋出てきたが、蹄は見えず、管理終了。
袋も落ちたが
蹄は見えず。。
１０時過ぎ獣医さんが他が終わったので、様子を見に来てくれた。
蹄は出てきていなかったが、獣医さんが直検。
もう２次破水している。引っ張ることに。
念のため、滑車が使える方向（直線５ｍ近く必要、直線の前後に牛用滑車用の丈夫な柱）に繋ぎ、脚を取るが、２人で引くも進みそうになかったので、滑車（一般用なので、カウヘルパーより動滑車の少ない４倍）。
獣医さんがこの頭が出やすいように陰部をめくる係、私が滑車ロープ引く係。
引き始めても手強い。
母牛が横臥姿勢になってくれて、腹圧が高くなったので、子が出てくれた。
子は予想より大きく、獣医さんは、６０あるかもと。
私のメモはオス、無計量、５２ｋｇ介助２人滑車強力牽引。
人工呼吸器で羊水吸引、送気、子牛の目がパチクリ。＼(^o^)／
親は疲れ立てず。私がワラとドライヤーでリッキング、乾燥。
大きい子牛に有りがちの少しボーとした子。
母乳を飲むのが遅くなるだろうと思い、初乳製剤を飲ますことに。
我が家の初乳製剤はやや嗜好性が悪いらしい（他の農家が言っていた。以後加糖するように）ので、２５０ｇ１袋に対し約１０ｇの砂糖を加えている。
初乳製剤を飲ませるときは、和牛用の哺乳乳首＆ボトルを用いている。
和牛乳首は小さめで、先に小さな穴が開いているので自然漏乳し、吸わなくても口の中にミルクが入っていき、味が解り、子牛の哺乳意欲が出るのではないかと思っている。
乳首を口に含ませると吸おうとするが、舌の使い方が上手くなく、飲めないようで、諦めたみたい。約１時間毎に３回目試すがダメ。（ボーとした子牛に有りがち。）(-_-#)
しばらく待って味を変えて、子牛用スポド（糖分、電解質等）に、２０ｇ＋５００ｍｌ湯をゆっくりだが、ほぼ完飲。
少し腹の足しにになったのか、不味いのか、初乳製剤は飲まない。(-_-#)(ToT)/~~~
親の夕飼い前に、親を繋ぎ、哺乳介助、子牛が乳首の近くに寄ると軽く蹴る仕草を見せたので、胴締め（胴締めの先が子牛の頭に当たらないよう親の背中に枕を置きかさ上げして胴締め装着）を付けて、ついでに前搾り＋４分房合乳をＰＬテスターで乳房炎確認（ー）。
改めて、子牛を、上手く吸えないが、雰囲気はなんとかなりそうな感じ。
作業終わって、もう一回。（吸えなければ、また牛舎泊？(ToT)/~~~）
雰囲気良かったので、胴締めせずに。
下手だが何度か飲み、母牛もほとんど蹴る仕草もしなかったので、十分量飲んでいないが哺乳介助終了。(;^_^A
やっと家に帰れました。
