日本企業は、日本的経営を再構築するべし

アメリカン航空の経営破綻がＪＡＬにもたらす二つの影響(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース



　爺曰く、大体アメリカのシステムを取り入れるとあまりスームスに物事が運ばないような気がします。経営システムにしてもしかり、会計システムに押してもしかり、スポーツの世界でもそうです。メジャーリーグのGM制度なんて、巨人のお家騒動一つとっても機能が作動していない訳で、あんなみっともない事になり、訴訟問題まで発展しています。

　確かに、日航はアメリカン航空の経営スタイルにして来たの事実です。アメリカン航空も一時、経営破たん（2001.9．11以降）が囁かれていたが、会社一丸となって立ち直り、当時はアメリカン航空の奇跡と言われ、その経営スタイルが、各航空会社に取り入れられたものです。しかし、その後の燃料高騰により各種手数料を値上げしたり、他社に先駆けて1個目の受託手荷物から有料化した事などで、話題をあつめたのだが、コスト上昇には勝てず、11月29日、ニューヨーク州の裁判所に連邦破産法第11条の適用を申請して、事実上破たんしました。

　このように、アメリカン航空の経営スタイルを踏襲し再建し始めた矢先の事件です。やっぱり日本は日本の経営スタイルがあり、逆にそれが日本の安心・安全が売りものだったのが、サービスが悪かろう、かろうじゃ、おかしくなるのは当たり前です。何でも国際化しなければと思っている経営陣がいますが、日本は日本です。所謂、技術を売ってもうけている国なんです。会社も、円高だから国内でやってられないと言わずに、日本的経理スタイルを再構築して、海外の企業が破綻してもビクともしない経営システムを作りべきだと思います。明治維新の時代じゃないんですから、すでに経済では、一目置かれる技術立国なんです。もう外国の真似は中国だけでいい。メイド・イン・ジャパンは健在なんです。だから、今でも外人観光客は、日本製品を買って帰るんじゃないですか。≪爺私見≫