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熊本地震

2016-04-23 09:42:06 | 震災
 被災者の方お見舞い申し上げます。
 本日、ちょっと書きたいなと思って書き込みますが、災害が起きるとニュースやワイドショーなどの番組でその道の学者や防災コンサルタント等の学識経験者が出てきて解説します。それはそれでいいのですが、では、その説をどれだけ国や自治体に反映されているかと思うと疑問に思うのです。グダグダとテレビで言っても何の解決にもならない。爺がグダグダと言っているより悪いかも知れない。

 と言うと、爺がグダグダ言っても誰も取り上げないが、学識経験者の言葉は重いし社会への影響は多大だと思うんです。ですから、大いに言うべきなんですが、いつも解説者で終わっている感じがするのです。今まで経験した災害時に行っていたことが生かされていないのです。何故なんでしょうね。
 
 やっぱり、大半の人の話は、机上の話で終わっているのじゃないかと思うんです。皆さんそれぞれの持論をお持ちなのですが、実際に国や自治体に出かけて持論をもちかけていればもう少し違うことになるのではないかと思うのです。現場に行って自分の眼で見て現場で僭越かもしれないが、的確な指示をされている学者もいらっしゃることは存じていますが、大半はテレビの映像でお話しし解説しているだけでは。爺は思うのです。

 また、司会者やゲストなどが、地震学者を責めているようなチンプンカンな質問をし困らせているのです。日本って地震の巣窟だと言うことは、小さいころから知っています。また、今の地震学ではとても予知などできないのが現状です。その中でいくら被災者の安全が大事だからとさも自分たちが正義であるかのような振る舞いは鼻持ちならない。被災者が今何に困っているかを引き出すことが取材ではないでしょうか。A避難場所には物資があるがB避難場所にはXが足らないとか、Cの場所に沢山の避難者がいるという事を知らしめるのがあなた達の仕事だと思うのです。何が大変だったとか。どこにいたのかは画面を見ればわかるのです。救出現場を乱すようなことは慎むべきなのです。

 いい話もあります。今回は、先の災害にあった地域の人が応援に来ていたり、物資の集積に周りの自治体が協力をして熊本を支援しています。今後も生かされることを期待したい。また、被災者の中で子供たちがボランティアをすることは被災者たちを元気にさせることで非常に有意義なことだと思いました。子供の声がうるさいとか言う前にやっぱり子供元気な姿を見るとうれしくなります。爺から見ると孫を見ているようで涙が出てくる。うれしいな。動物たちの世話をする獣医師も見たがうれしいな。NPO法人もうれしいな。個人のボランティアの活動もうれしいな。こういういい話は、悲惨な話よりずーっと良い。

 自衛隊や警察、消防の活躍ももっと前に出してほしいな。彼らがいないと行方不明者の捜索はどうにもならないのです。心配されていらっしゃる人たちにとってもクローズアップしてもらえると今どう動いていただいているかがわかります。お願いします。

 それから、今回倒壊家屋が非常に多い。何故かと言うと建築基準法の運用が自治体によって違うそうです。東京が「1」だとすると自治体によると「0.9」とか「0.8」だと言うんです。全国一律ではないのです。不思議ですね。地震が少ないところや起きてない自治体は、基準法が緩いのです。ほんと不思議です。こういうのは、国と自治体できちっと決めて欲しいですね。「1」のほうで。

 グダグダと書きましたが、要は、「何かをするのではなくどう行動するか」が大事なのです。親分は国ですから指示をするのは当たり前ですが、その指示が本当に国民にいきわたっているかを自分の眼で見ることが大事です。子分である自治体は、国の指示がきちっとできるか。できているかをよく見る。自分のところでできなければ近くに自治体に協力をお願いする。あるいは、民間に日ごろから非常時には強力をお願いし、実際に動いてもらう。「餅屋は餅屋」なのです。避難者も大変でしょうが、元気な人は避難場所でできることをする。たとえば誰かがリーダーをやればリーダーが被災者と自治体との意思疎通をはかる。さすれば、的確に支援物資も届くし運営が上手くいくと思うのです。色んなアイテムをそろえて災害に向かえば多少間違った場合は、別のアイテムで動けばいいのです。そういうことが言いたかったのです。≪ジジ≫


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