鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

撮影舞台裏 2

2016-02-19 23:47:29 | 大工道具

デジカメで撮った記録媒体のSDカードなんて事。

PSに読み込まれない。
OSはWindows7よくあるんでしょうか?検索してみるとYafoo知恵袋にもよく書いてあります。


うまく入ったので引き続きを。



柄が完成して口金と輪を一緒に入れていきます。










次に穴あけに移ります。

これが一番大事な作業なんです。
大きめ目に開けてしまうとすぐ抜けてしまうのでアウトです。
コミがどちらに寄ってるか?正目込みになるよう計算して開けていきます。






次に仕込みに移ります。






角度を計算して仕込むので大方芯に入ります。





プロデューサーさんに質問されました。

すり合わせしなくてもよく合ってるじゃないですか。何故磨るんです?



こうやって入れると硬く仕込める入るんですが、硬ければ硬いほどマチに傷が付く。それと、合わせ目の段差を無くす為です。


傷を付けてはいけない合わせ仕込みは穴を緩くしないと入りません。

なので硬く仕込むのに2手間程掛けたりしますけどね~。



ちなみに三木の口金は下の方が分厚く作られてるんですよ。







この作業はなんです?

合わせ目の隙間を埋めておかないと仕上げた時に大きな筋が残るんです。


1本していくらなのに何故ここまでするんですか?

これを使われる方にとっては大事な1本ですもの。
末永く大事に使って頂きたいですよね~。


偶然ですけど先程、高橋さんも同じ様な事を言われてました。

手を抜いたら向いた分だけ自分に返って来ますから。






続く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする