鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

夏場の注意点

2016-08-27 06:55:56 | 大工道具
播州型の鑿には柄に蝋を引いております。

汚れ防止と艶出しという観点から。


ペーパー仕上げもそうですが、汗が付くと柄の色が変わります。

ロウ引きも白く剥げます。


雨の水滴でも一緒ですが。








ねじり鉢巻をして汗が落ちないように工夫します。

もし、剥げると再度ロウ引きします。







手も汗ばんできます。

輪が錆びる原因にもなりかねません。







布で擦ればある程度薄くはなるのですけど。

うちから出す時は綺麗な状態でないといけないので。

夏場も色々と気を使います。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする