鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

別注品

2016-11-11 23:28:21 | 大工道具
金物卸さんから届きました。


鑿も別注品です。


最近こいうの増えましたね~。鍛冶屋さんも大変だ。ま、拘りはいいですよね。









これぞ鑿鍛冶さんとの協力でいい物作りですね~。


口金を合わせてみました。普通のではうまくいかないので調整しました。


まだ角がちょっと当たってますが、仕方ないですね~。









柄を削り穴を開けます。













仕込みました。









これでOK!でしょうけどね。


ちょっと気になるので、鑿を抜きました。


そして再度ペーパー機で芯を出し、段差と面を少し削りました。









これでよりいい感じになったと思います。(指定通り出来る限りの0ギャップ?)


喜んで頂ければいいのですが・・・。


固く仕込まれてるのを再確認出来ました。抜くのにもひと苦労しました。




口金が緩んだ時点で下手したら割れてしまうし、再度仕込む時も失敗したら1からやり直しですから・・・。


これを作った鑿鍛冶さんも「大変やったわ~!」と言っておられました。


お互い腕試しでいい緊張感です。難しいけどやりがいあります。

コメント
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