鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

錦龍

2017-01-24 07:02:09 | 大工道具
卸さんから三木の古鑿が回ってきました。

抜いた状態で2本写真に撮りました。

銘をよく見ると上の方が錦龍でした。











古い柄が付いた状態です。








錦龍と言えば錦政男さん。黒檀柄で口金に龍が彫られてたのが印象深いです。

錦清水さんのお兄さんで、一緒にされてたので形もよく似ていますね~。

清水さんに電話で確認しました。中叩きです。



白樫を付けました。



   


2本並べてみます。






今、政男さんのお孫さんと同じ少年野球チームに居ます。不思議な縁です。

政男さんと清水さんが一緒にされてた頃、自分の親父が弟子入りしていた所に鑿をよく持って来られてたそうです。

清水さんが当時小学生でうちの親父は20歳過ぎだったそうで、昔話や苦労話をよく聞かせて頂きました。