鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

古鑿 箱鑿

2018-04-25 06:46:53 | 大工道具
鑿鍛冶さんが持って来られた物で、大工さんからの預かり物だそうです。

黒檀の叩き段無しの柄を付けました。





紙が巻いてある状態でしたので判らなかったのですが。

内鋼かと思いきや箱鑿でした。

改めて聞きましたら2寸3分だそうです。






刻印には貞三とあり、よく聞きますと京都の鍛冶屋さんで「ていぞう」と読むそうです。

この鍛冶屋さんは今は無いそうです。

ヤスリ目も付いていていい感じですね~。

昔は京都・大阪にも鍛冶屋さんがたくさんが沢山居られたと聞きます。





丁寧に柄付けして頂いて!」と大変喜んで頂けました。

大工さんにも喜んで頂けれない意のですが。


これからも喜んで頂ける仕事をしていきたいものですね~。
コメント
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