鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

三木金物祭り2018終了

2018-11-07 06:42:59 | 大工道具
無事盛況のうちに2018終了しました。

この度も色々とお世話になりました。


毎年の事ですが際まで出展者の仕事するので自分の事はあまり出来ません。

間に合わせてそれぞれのブースに並んで売れたら嬉しいです。



このコラボのスコップ初日の午前中に売れてしまったそうです。看板商品だったんですけどね。







柄は、今までしてきた仕事の延長です。良くグリップすると思いますよ。因みにこの仕事は3日前に来ました。

鍛造した子は「手間かかったのに何で売ってしまうねん!」と言ったそうです。なにせ1点物の鍛造で整形されてますから。

買われた方はお目が高い!。



三木にはこうした繊細な鍛造の出来る職人さんが数名居られます。

スコップを鍛造された井上さんはバールなどを作られ、安髄さんは本業の他にフライパンなど色々な物を鍛造で作られます。

福島さんは自由鍛造で金槌を作られてます。

個々の職人さんが技術が産地の強みですね。



この屋台の彫刻に携われた方の鑿です。








付いていた柄の形を参考に据えてます。すごく握りやすい形でした。

同じ様な形にするのは難しいです。




これは三木の加治屋さんが作られた物と思います。

うちの父親の時代に取引されてた方のです。

マチにも鑢が掛かっております。













フィット感って大事ですよね?

勉強になります。


このイベント中数名の方にお渡し出来ました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする