鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

組鑿

2016-04-14 06:47:40 | 大工道具

組鑿の段取りになりました。

ロウ引き途中。








仕込み途中でこんな事も。











1からやり直しでようやく。








 
摩り合わせする物はして完成させました。



差す鑿も。




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色々な形

2016-04-12 06:44:30 | 大工道具

バイオリン作成時に使われる形のようですね~。








前回納めた柄の追加分です。














叩き鏝









これにも変わった形の柄が付きます。






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試作

2016-04-08 07:01:15 | 大工道具
色々変わった物をされる方からの依頼です。

馬のひずめ用爪切りなど変わった物ばかり作られてる方です。

ポリシーは「依頼があれば何でも作る!」だそうです。



見本を持って来られ2本だけ作って欲しいと。試作品だそうです。

合格だと100作らえるそうです。




ある型を使って削りましたが、簡単そうに思われる細い物ほど作りにくいんですよね~。








細い所はこの様に割れたりします。






折れると言えば黒檀の細棒。

これは見事に割れます。





左が前回の物。右が今回と微妙に違います。

折れるので何回も削るので、、、。

長さ、太さが数mm違うだけで見え方が全然違いますね~。


変わった物はあまり作りたくないのが本音ですが力量を上げていくのには必要な事かもしれません。
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逆鏝鑿?

2016-04-06 06:53:40 | 大工道具
今回、うちに回ってきたのは逆鏝鑿っぽいです。

総磨きの鑿で「図面通りに作った!」と鍛冶屋さんが持って来られました。



白樫の芯持ちで仕込みました。

逆鑿っぽいですよね~?

追入れ鑿では見た事ありますが、叩鑿は初めてです。













裏スキはありませんでした。俗に言うベタ裏です。







磨り合わせ指定でしたのでしました。







彫刻鑿としても使えそうな気がしましたが・・・。


どのように使われるんでしょうね~?興味あります。

オーダーメイドなので希少価値?です。鏡面総磨きは氷鑿以外にあまり見た事が無いので・・・。
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芯出し

2016-04-02 07:03:59 | 大工道具
鑿の柄付け屋さんはもともと轆轤からのスタートでしたので芯出しは上手です。

今は木工旋盤加工なので少々ずれてもいけるかもしれません。


芯出しが重要な作業が有ります。



塗装された柄に口金加工して柄付けをするって作業です。


普通は後で塗装なり仕上げをするので問題はないのでけど例外があります。
この様なのを柄にします。








塗装された柄の芯出しです。


ちょっとでも狂うとこの様になります。








綺麗に芯が出ると↓。







仕込む方向も抑えていくと。








すっきりしますね~。

芯に仕込み事も大切です。バランスも崩れませんし。



完成品です。








塗装が綺麗のでいい物に見えます。

案外、完成品だけを見るとこんなものかと思うんですよね~。
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