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Windows Embedded Standard 8 CTP2 -4-

2012-06-20 03:05:27 | Windows Embedded Standard
会社から帰ってきては、WES8CTP2を夜な夜ないじってます(笑)。

今日はちゃんとRelease Note系を押さえておこうかと。

Microsoft Connect サイトでは

WES8CTP2に関して二つのドキュメントがダウンロードできます。

・Windows Embedded 8 CTP2 Overview.pdf

・Windows Embedded Standard 8 CTP2 Release Notes.htm



まずはOverviewから見ていきますかね。


WES8で新規に追加された特徴的な機能として、以下があります。

・Unified Write Filter(UWF)
 ⇒EWFのようにセクターレベルでのストレージ書き込み保護を実現し、
  FBWFのように除外ファイルや除外ディレクトリを指定できる
  新しいWrite Filterのようです。


・Unified Configuration Tool(UCT)
 ⇒Microsoft Management Console(MMC)の
  スナップインとして提供される機能です。
  デバイスの堅牢性を高める以下の機能の設定が行えます。
   Keyboard Filter
   Shell Launcher
   Dialog Filter
   UWF


・Metro style app launcher
 ⇒Metro スタイルアプリケーションの起動・再起動ができる
  ・・・って書いてますが、どういうことかよくわからないので
  Helpを読んでみると、
  OSへログインしたときに、指定したMetro スタイルアプリを
  自動的に起動する機能と、
  指定したMetroスタイルアプリが終了した際、
  終了コードに応じてシステムの再起動したり、
  アプリを再起動したりするといった動作を指定できるそうです。

  恐らくですが、Metro スタイルアプリを
  カスタムシェルのように使うための仕組みと思われます。


・Edge Gesture Filter
 ⇒Helpにも詳細が記載されていないので、
  動作確認してみようと思っていますが、
  名前から察するに、
  チャームやAppバーを表示するジェスチャーを
  抑制することができるのではと思っています。
  
  もしかしてもしかすると、
  この機能とキーボードフィルターを併用することで、
  デスクトップUIからMetro UIに遷移させない仕掛けが
  つくれるかも!・・・と期待してます(笑)。


・Module Designer
 ⇒3rdパーティアプリケーションを
  簡単にOSイメージに含めるための仕組みだそうです。
  WES2009でいうところの、コンポーネントデザイナー的な
  ユーティリティと思われます。


次回はCTP2で変更された機能について
記載したいと思います。