
チャイコフスキー:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
『 懐かしき思い出の土地』Op.42より「瞑想」ニ短調
コンスタンティン・シルヴェストリ指揮、
パリ音楽院管弦楽団
(以上1959年ステレオ録音)
1954年頃デッカレコードがステレオ録音を始め大量販売自体は1957年頃ステレオ版レコードが販売されるのはカートリッジが安くなる1958年頃というアバウトな知識ですが、このチャイコフスキーはしっかりステレオっていう当然ですが、この頃の録音は本当に微妙ですが魂の叫びのような音をしっかり再現してくれます。
誰かの演奏を覚えるほど聴き込めていないしチャイコフスキーの演奏は誰のが好きかも決まっていません。
レオニード・コーガンの演奏ではベートーヴェンとブラームスの協奏曲も好きですがこのチャイコフスキーの解釈はレオニード・コーガン35歳でハツラツとした勢いが感じられます。
ここ最近カラヤンの影響でしょうかゆったり堂々としたテンポの演奏に耳を惹かれていましたが演奏者が若い頃には若いなりの演奏もありだと思います。
これはこれと言うヴァイオリンの演奏にはまだ出会っていませんがそろそろ出会えると楽しいかと思います。
次はエリカ・モリーニの演奏でも聴いてみます。
柿島 秀吉