クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

先日の見積もり後

2013-08-31 08:18:47 | 音楽
新築のための見積り

私のまわりの友は相見積もりを盛んに取ることを進めてくれます、設計士が親しくしている工務店に設計士は任せたいとのことで話は進んでいたし、やりやすいようにやって良い作品ができるのならそれはそれで良いのでしょうがアイミツをとるという行動は社会のルールに反したことでも何でもない!大阪のおばちゃんがマケテーナ言ってるのにうちは一切値引きはしませんと言われてそのまま買う人もいないだろうと思い始め、今は忙しいからと言われるがままで焦って着工するぐらいなら暇になるまで待っても良いかという気持ちになり始めました。
今は地獄の施設生活でもないし、ある程度立派な家もあることだし我慢できないこともないということで!

知り合いの工務店にあいみつできるかどうかたずねたところ喜んでということ!
来週中には家にきてくれるということです。

【アシュケナージのベートーヴェンピアノ協奏曲三番】

先日は皇帝聴いて曲を忘れているのに気がつきましたが、確かにここ二十年ほどほとんど聴いていなかったことを思い出す。そろそろ電動車椅子にも乗らなくてはと隣の部屋で大きめの音量で聞くがJBL4306は定位置がハッキリしないし空間もそれほどハッキリしない、配線がまずいのかスピーカーの設置がまずいのかよく分かりません。
オーケストラの楽器の位置ってステレオでははっきりでないのでしょうか?少し不満な4306の感想です。
アンプとCDプレイヤーが悪いのかも?

Kakishima
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ルービンシュタインのブラームスピアノ協奏曲

2013-08-30 07:51:54 | 音楽
ルービンシュタインのブラームスピアノ協奏曲2番変ロ長調

なんとルービンシュタイン85歳の時の録音だとか!カップリング曲がシューマンの幻想小曲集ですので、どちらかというとシューマン聴きたくて購入したCDですが、ブラームスのオーケストレーションの気持ち良さを思い出させてくれたとおもいます。
シューマンの幻想小曲集は何故かこのよれよれした演奏が好きでずいぶん真似て弾きましたが、私の場合真似ることもなく普通に弾いてもよれよれしてたかもしれません。

【見積もりがきました】

二年ほど前に出した見積もりより700万ほど高くなっているし、私の予定金額より600万ほど高いです。駆け込み需要やら、実際請け負ってくれる業者がみつからなかないやら言い訳がタラタラ、それなら身を削ってねびいてくれよと言っても、設計図から何を外そうかという話ばかり!それはしたくないので建築予定地の隣の荒地に土砂をいれ使える面積をある程度(200坪程度)ならしてくれるのならこのままでも良いと発言したあとにも延々と私の話を無視して何を削るかの話。

お陰様でその後治りかけていた膀胱炎がよみがえったか?赤い血が!昨日病院へ行って薬をいただいてきました。これ以上倒れていられませんから!

着工は十月の半ばだそうです。詳しいことがわかれば連絡があるとのこと。

Kakishima
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シューマンの子供の情景とクライスレリアーナ

2013-08-29 08:24:20 | 音楽
減衰していく倍音の空間にメロディー

ここ最近クラシック音楽を聞き始めて幸せを感じている毎日ですが、良い演奏を聞くと昔考えていたことが蘇ってきたりします。特にホロヴィッツがピアノを最弱から強い音を自由に操っているのを聞いたり、倍音の中に内声をきれいに響かせたり響きを自由自在に操っているのを聴かされるのはまことに幸せです。
昨日はシューマンの子供の情景とクライスレリアーナを何度か聞きましたがまことに幸せです。
私は音楽が聞こえづらく一生懸命聞くより、音楽に包まれる環境が好きなのですが如何せんクラシック音楽!ヘルパーの中には拒絶反応を起こす方もいらっしゃるようですが、ベースをズンズン響かせながら車運転するのは平気らしい。
こちらとしてはベースの聞こえないシャカシャカしたジャズは聞きたくないのですが。音楽に包まれるのはうるさいのと別なんだが音楽そのものが嫌いな人には別の話なのでしょう。

Kakishima
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ブラームスの後期作品は

2013-08-28 07:49:10 | 音楽

グレン・グールドのブラームス後期作品

いきなりノックアウトされた気分です、まだ聞いていない作品を勝手に想像するのはやめます、グールドの生き方自体から知るようにしても十分学べることは山ほどありそうな気がします。今回のルプーと聴き比べですが録音自体随分音圧が違うのでルプーの音量のままグールドを聴き始めるとグールドの音圧が大きすぎるのとグールドが深い世界に入り込んでいるのでミクロの世界に迷い込んだような気分にさせられます。

ブラームスの音楽の特徴としてオープンボイスというのか広い和音というのでしょうか音と音の間に広がる倍音がとても響くので生ピアノで聴くとその響きがよく聞こえるというか、ラジカセで聞いていた頃は倍音の響きが聞こえなくてチンケな曲に勘違いされることが多かったのではないかと思いますが、グールドの演奏はブラームスの広い和音の合間に響いている倍音も余すところなく表現しているのが驚きです。普段バッハの様に倍音無視したような曲目が多かったので、先日聴いたスクリャービンの曲あたりで気がつくべきでした。


ルプーはどうかと言いますと
私自身op117とop118が大好きで演奏会に取り上げた事もあって身体にはルプーの表現方法が染み込んでしまっていますがこれはこれで問題ないと思います、演奏会に持って行くのにグールドは真似できないだろうしあれだけ深く潜り込んだら呼吸困難に陥って大変なコンサートになってしまうことでしょう。

【ピアノレッスン】

昨日事故以来初めてピアノのレッスンをして見ました。電動車椅子に座って話すだけでずいぶん呼吸困難に陥るようですので、話すことも立派なリハビリになるだろうと感じています。
教えようとしたのはコードによるピアノ演奏の仕方です。何気に始めたので何の準備もしていなく、いきなり即興はむつかしかったかもしれませんが口で伝わることができればどんな曲でも即興で弾けるようになるかな?とか楽譜を見たがらない生徒の場合バッハのようにツーファイブが綺麗に進行していてメロがはっきり分かりやすいものから入ったらどうかな?いろいろ考えることがあり試す機会があれば試して見たいですね。

Kakishima
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アシュケナージ

2013-08-27 08:15:41 | 音楽
アシュケナージのマズルカ全集



サンソン・フランソワのマズルカ全集


ホロヴィッツのショパン

以上の三枚聴くと昔よく聞いたマズルカは何とアシュケナージの演奏がアーティキュレーションに全く違和感なく体に染み込んできました。そんなところからアシュケナージの演奏が私の体幹の中に染み込んでいて他の演奏を判断しているものと思われます。

ただし、中学の頃はミケランジェリの弾くショパンに感銘を受けていたような記憶が残っていたりする、テンポルバートを最小限におさえたまことに丁寧な演奏だったかも。


今回ホロヴィッツのマズルカを聞いて彼の音色の多さには目を見張るものがあることに気がつかされました、アシュケナージは録音のせいなのかピアノがヤマハに聞こえてくるのです。音がつぶれて和音が綺麗でないしメロディーと伴奏もホロヴィッツの音色数と比べると遥かに少ないように聞こえます。もちろん演奏は素晴らしいのですが。

ホロヴィッツの人間離れしたテクニックがどんな演奏の時も指がコントロールされて極上の響きを構築しているのと思われます。

その昔綺麗にピアノを鳴らす方法を考えていた時
単音の場合弾く前にその綺麗な音が想像できること!いわゆる良いものを見たり聞いたりする経験は絶対に必要だと感じたりしていました。
和音の場例えば四和音の場合それぞれがどう関わるかを一個一個増やしながら倍音を崩すことなく左手の小指の音の上にメロディーになる音をどのようなバランスで積み上げていくかを普段からよく訓練しないと身につきません。

そのようなことをこれら偉大な演奏家の音を聴きながら考えていたことが懐かしいです。

Kakishima
コメント (2)
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