スビャトスラフ・リヒテル
ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 作品31-3
ロンド ハ長調 作品51-1
ロンド ト長調 作品51-2
ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 作品101
第18番
大好きな曲ですが
練習した記憶がありませんね
録音が
前のと比べてホールが響いているのと
緊張感がヒシヒシ伝わってくる絶妙に緩めのテンポが素敵です
演奏が素敵ですね
ミケランジェリの12番に勝るとも劣らないくらい
18番を価値ある曲に押し上げている気がします
ただし
学生時代聴いていたレコードとは違うのは分かります
なんだかわかりませんが
わたしはこの曲が好きなのは間違いありません
良い曲だし演奏も素晴らしい!
2楽章も3楽章もメロディーがしっかり頭に浮かぶと言うのと
4楽章も懐かしいぐらいだから
わたしさらった可能性があるかもしれません
このスビャトスラフ・リヒテルは素敵な演奏です!
ロンド ハ長調
これはテンポ早めですね
自分が弾いたテンポよりかなり早いが
ついていけないことが無いのは
このテンポもありなんですね
本当に1音1音が綺麗なのでメロディを聞くだけでも幸せを感じられます。
ロンド ト長調
28番
ベートーヴェン作曲のピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101は、1816年に作曲された。作風として、ベートーヴェンのロマン期・カンタービレ期から後期への橋渡しをする入り口となる、重要な作品である。即ち、この作品は第26番Op.81b『告別』や第27番Op.90のソナタのような豊かな歌謡性を備えながら、孤高の境地へと達する後期のスタイルの特質を併せ持ったものである。
第1楽章 幾分速く、そして非常に深い感情をもって Etwas lebhaft und mit der innigsten Empfindung (Allegretto,ma non troppo)
イ長調。属和音で開始される、極めて歌謡的な旋律を持っている。ソナタ形式であるが、その個々の旋律の美しさにより、その形式であることを感じさせにくく、極めて自由である。
第2楽章 生き生きした行進曲風に Lebhaft. Marschmäßig (Vivace alla Marcia)
ヘ長調。付点リズムの跳躍を特徴とした行進曲。一転して主題労作的であり、高度な和声法、転調技法で展開され、緊張感が高い。中間部はカノンであり、異様な落ち着きをみせるが、長くは続かず、流れの中で主部に戻される。
第3楽章 ゆっくりと、そして憧れに満ちて Langsam und sehnsuchtsvoll (Adagio,ma non troppo,con affetto) --速く、しかし速すぎないように、そして断固として - Geschwinde, doch nicht zu sehr und mit Entschlossenheit (Allegro)
イ短調 - イ長調。緩徐楽章を序奏としたフィナーレと見ることができる。その橋渡しの部分で第1楽章の主題が回想されるが、これは後に交響曲第9番で用いられる手法である。主部は堂々としたソナタ形式。展開部がフーガで開始されるのはピアノソナタ第29番『ハンマークラヴィーア』以降、後期ソナタの特徴である。最後は喜ばしく閉じられる。【Wikipediaより】
曲も良いのですが
リヒテルの演奏が素晴らしい
名演と言って良いのでは
スビャトスラフ・リヒテルの演奏はポリーニの様な完全とかを期待するのではなく
かなり人間らしい感覚の中で演奏を組み立てている様に感じられます
その分1オン1音がかなり綺麗だと言うのが特徴かもしれません。
Kakishima