ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
スビャトスラフ・リヒテル
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭管弦楽団
[録音:1988年6月7日, フレンスブルク(シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭)でのライヴ(RCA)]
ショパン:練習曲集Op10~第1,2,3,4,6,11,12番「革命」
[録音:1988年6月10日, ハッセルベルク(シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭)でのライヴ(RCA)]
1960年録音ミュンシュとの時はアメリカへ渡っての録音で
ボストンが張り切って演奏していたのは伝わってきたが、こうしてエッシェンバッハ指揮の演奏と比べると1960年当時のスビャトスラフ・リヒテルの演奏は熱いボストンの演奏に対して冷静に音楽を作っているように感じられる。
両方でスビャトスラフ・リヒテルの解釈はそれほど違ってはいないのにオケによって聞こえ方がここまで違うかと。
この演奏は綺麗に仕上げられていて文句はありませんが私もまだ若いのでしょうかボストンの熱い演奏によるベートーヴェンピアノ協奏曲第1番の方が好きです。
柿島秀吉