ヤッシャ・ハイフェッツ
1901年〜1987年ヴァイオリニストの王と呼ばれる
1917年アメリカデビュー
1925年アメリカ市民権獲得したユダヤ人である
どんな曲でも正しい解釈で表現し切っていてあら?とかえ?とか感じる録音は無い!
確かな技術は持って生まれた才能を基に表現したいことを完璧に表現し切っているのがヤッシャ・ハイフェッツであろう!
音符から表現してるというより彼の奏でる音は歌そのものであり
聴く側にとっても楽譜はそれほど大切ではなく作曲家の曲がヤッシャ・ハイフェッツの歌として奏でられているようです。
リズムを大きくとって奏でるという今時の演奏方法や解釈には無縁なのでしょう
感じたままの音楽を完璧に表現し切っているところが、ヴァイオリニストの王と呼ばれるところであり彼の演奏を真似ても自分のものには出来ないのであろうと想像できます。
ヤッシャ・ハイフェッツとアルトゥール・ルービンシュタインとエマニュエル・ファイアマンによる100万ドルトリオでは正反対の解釈のヤッシャ・ハイフェッツとアルトゥール・ルービンシュタインが合わなかったであろうことは想像がつく!
彼の演奏を真似るのは迷路に入り込む可能性が高く、やはり楽譜をしっかり理解してからバランス良く演奏する方が良いのでは無いかと思うが、ただ聴くだけが楽しみならヤッシャ・ハイフェッツの演奏は大変お勧めであると思います。
柿島 秀吉