ヘンリク・シェリング
《CD 5》
ベートーヴェン:
1) ヴァイオリン協奏曲Op.61、
2) ロマンス第2番**
[演奏]
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
ロンドン交響楽団
[録音]
1965年、ロンドン
さてさて
続けて聴くBoxの中からベートーヴェンのヴァイオリン コンチェルトですが大変妖艶で好きです。Boxの曲を聴くときは一通り一回聴くと次のCDに移るのが常ですがこのヘンリク・シェリングのベートーヴェンは何度聴いても飽きませんし私の心をつかむ何かがあるようです。
ヘンリク・シェリングの音は細いといってますが、その細い高音がまことに綺麗に聞こえてくるのは間違いありません!
オーケストラに関してはロンドン交響楽団ということですが、大変綺麗だとは言いがたいのですが問題のないレベルだと思います。
指揮者のシュミット=イッセルシュテットに関しては全くわかりませんが音楽の中では黒子に徹していて好感が持てますし、仕上がってる音楽がこれだけいいのですから悪い人ではないものと思われます。
とにかくヘンリク・シェリングのヴァイオリンは素晴らしい!
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は大好きな曲です。
よい演奏に出会えたことに幸せを感じます。
柿島 秀吉