クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

レナードの朝

2011-08-15 10:31:22 | 映画
30年にわたる昏睡状態から目覚める患者(ロバート・デ・ニーロ)
と医者の(ロビン・ウィリアムズ)の物語
実話を基に映画化しているらしい

病名や細かな薬の名前は覚えきれませんが
30年も運動してなかったら
肉体自体もう少し使い物にならなくなってないだろうか?

などと
現実的疑問がわいたりしました

脊髄損傷で1ヶ月もしないうちにジョクソウだらけにされた
現代医療と比べ1926年当時はいかがなものだったかと

■パーキンソンシ病に効くと言われる当時の試験薬ドーパミン?を投入すると

30年間昏睡状況から徐々に復活
30年間の記憶が抜け落ちている患者の気持ちは如何なものだろうか

■12才で発病して気がついたら42才の自分がいる

どんな問題があろうが
何もなくなった自分から自分に復活したということは
死んでた人が生き返ったのと同じぐらい喜ばしいことだと思います

■デ・ニーロの演技と病気になったムハメッド・アリ

実際どのような病気なのかわかりませんが
病気の演技はそれらしいのだが
全員の顔に知性が残っていると感じられるのは
仕方のないことかもしれませんね
実際どうなのかはわかりませんが

わたしの回りの障害者は顔の筋肉もひきつったりしてますが
目の奥はしっかり喜怒哀楽を感じられます

■復活した患者が恋におちいるシーンがありますが

病気の復活と共に
その女性に別れを告げますが
なんと切ないシーンなのでしょうか?

そのシーンで
病気に屈服してしまった事実を表現しきってしまっていることが
残りのシーンが必要ないくらいに感じられました

切ない映画ですね


yozame
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