
シプリアン・カツァリス ショパン バラード・スケルツォ集
1985年のショパンコンクールの時過去5年に録音されたショパンを目隠しで聞いて
よく読まないとだまされそうですね
聴き始めて
え?
これが過去最高?
歴代コンクール覇者ってそんなに下手だっけ?
などと勘違いしてしまいます
カツァリスの演奏はさておき
先日からギレリスの音色とベートーヴェンの解釈に浸っていたら
ミケランジェリの音色と解釈に打ちのめされていたところですが
人を惹きつける演奏ってピアノ単音でもいきなり引き摺り込んでくれるようです
録音の仕方なのか?
演奏なのかと言われたら
もちろん演奏自体のお陰で
その演奏を余すところなく録音できればそれで良いのだと思います
カツァリスの録音はもう少し音が伸びてくれたら気持ち良く聞こえたかも
時折聞こえてくる主題ではないメロディがこれまで聞いてきたバラードを飾っているかのごとくたのしめるのはいい事ですが
それが効果的かどうかは意見が別れそうだと思います。
さて
スケルツォも聴いて
カツァリスの演奏を聴いていると
ロータスの車に乗っているようなって
乗ったことないのに想像で言ったらあかん
マツダのスポーツスターでしたっけ?
そんな車で楽しんでいるような快感があるかもしれません
Kakishima
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