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ベートーヴェン ピアノソナタ 熱情
スビャトスラフ・リヒテル
BOXに入っていた演奏を聴いてると
久しぶりに巨人が迫って来る様な熱情を聴いたので
他のと聴き比べて見たくなりました
スビャトスラフ・リヒテルの演奏は巨人が動くかのごとく遅いのです
三連の連打が八部の連打か?思えるほどですが
そのまま迫りくる迫力が出てくるのがびっくり
遅いのですが十分テンポはあるらしい!
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Beethoven: Piano Sonata No. 1-32, Piano Concertos No. 1-5 [Box Set, CD, Import]
フリードリッヒ・グルダ
これぞ正統な熱情!
なんの疑問も不満も出ない完全な熱情と言い切っても良いのでは!
ただしやはり若さの勢いが気になるかも
勢いに負けて聞き流してしまうところが多いのですが
それが熱情なのかも?
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アルトゥール・ルービンシュタイン
【60 CD COLLECTION】より
これまた素晴らしい!
1音たりとも無駄にしていないとここまで迫ってくるものなのかと感動してしまう!
全曲を通して丁寧に弾き切ってるので何度聴いても飽きないであろうことは言える。
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アルトゥール・シュナーベル
1930年代の録音だと言うことだが
熱情が持っている緊張感がヒシヒシ伝わってくる
100年近く前のベートーヴェンの解釈がこれなら
現代とほぼ同じ?
三楽章はフリードリッヒ・グルダに似ているかもって
アルトゥール・シュナーベルの方が先に生まれているのですから
フリードリッヒ・グルダが似てるというか
勢いが良い演奏であることは間違いない!
3楽章にマ ノントロッポがついていたかと思うのですが
本当ははやすぎずなんだろうが
このテンポで押したくなるそんな曲!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/35/31d5c85022362975e81d1f2d85f8764c.jpg)
クラウディオ・アラウ
おお!
これはゆっくり始まるのはスビャトスラフ・リヒテルと似てると言うより
リヒテルよりゆっくり弾いてる様に感じるが
しっかり勢いがある!
どうも
わたしはこのじっくり歌う弾き方が好きなようです
ここまでテンポを抑えた方が言いたいことがしっかり言える
再度スビャトスラフ・リヒテルの演奏はライブですが随分綺麗
それにこの緊張感は良い演奏にであった時の幸せを感じることでしょう!
まだまだある
ベートーヴェンの熱情
久しぶりに聴いて良かったのは
スビャトスラフ・リヒテルとアルトゥール・ルービンシュタイン
Kakishima
多少スピーカーから離れても
音楽に包まれるのが理想かも