くりぃーむソ~ダ

気まぐれな日記だよ。

よもよも

2024-02-06 06:14:16 | Weblog

やれやれ。

首都圏じゃ大雪でワヤなことになってたけど

こちとらも早めに仕事から帰ってきて

PC起動したらいきなしのクラッシュ・・・。

仕事から早く帰ってきただけで

社宅で一人PCの復旧に冷や汗流してた・・・。

考えれば原因のわからないクラッシュ2回目なんだよね。

もう一台のデスクトップがあったから今回は

焦ったけどそれほどでもなかった。。

窓の10から11に無料アップデートしたやつだから、

古いソフトってか、今時はアプリって言えばいいん??

そいつが悪さしてるんじゃないかと思って

思いきって初期化して再インストールしてやったXXX

でさ、新しいアプリ買い換えないといけないから、

ネットのサイトにいいったら、

ここでも引っかけられた・・・。

年間パスポート契約して一年近く契約期間が余ってたら

半額以下になるっていうんで、さっそくポチったらなんか変なことに気がついて

購入履歴見たら、年間契約のアプリ2個も買ってやんの??

しかも自動更新になってて、二度びっくり。。

解約の仕方もすぐに出てこないし、検索AIに聞いてやっとこわかって

だけど一年契約途中解約できませんだって・・・。

結局、正規の値段で買ったのとおんなじだけ請求される羽目になってた。

うらみますよ。もちろん。 

 

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王様の扉(206)

2024-02-06 00:00:00 | 「王様の扉」

「あいつらより先にドアを抜けなきゃ、俺たちまで飛ばされちまうって、工藤さんが言ってただろ」
「――そっちじゃないっすよ、ボス」
「わかってるって。みんな遅れるなよ」

「へい」

 と、逃げる男達の声が、そろって返事をした。
 脱兎のごとく走り去っていく男達の後ろには、床に放り出された拳銃が残されていた。 沙織は拾って見たが、見た目だけがそっくりな、ただのおもちゃだった。
「撃たれたように思ったのは、幻覚――いや、思いこみだったのか」と、ジローは拳銃を放り投げた沙織に言った。
「いえ、そうでもなかったみたいよ」と、ようやく口を開いた沙織の顔は、血の気を失って真っ青になっていた。「撃たれちゃったみたい――」
 がくりと倒れかかった沙織を、ジローは危うく受け止めた。
「――背中から血が出てるぞ」と、ジローは舌打ちをして言った。「夢中になって気がつかなかった」

「しっかりするんだ。必ず助けてやる」

 と、ジローは言うと、沙織を背中に担い、走り去った男達の後を追いかけた。
 ひと塊になって逃げる男達を追いかけるのは、容易だった。
 彼らが向かっている先は、すぐに見当がついた。どこからか、温度の違う空気が流れてくる方に違いなかった。
 これはきっと、ドアのような物のはずだった。

「――早く入れって」
「ボス、手を引いてください」
「ああもう。そんなにいっぺんになんて、狭くては入れないだろうが」
「まずい、ヤツが追ってきてます」

 ジローの目の前で、四人の男達が、互いに競い合うようにして、ドアの中に入ろうとしているのが見えた。

「閉めろ!」

 と、ぎりぎりのところで間に合わず、男達にドアを閉められてしまったジローは、ドアノブに伸ばし掛けていた手を引っこめ、沙織を背中に担い直すと、ドアを蹴り上げた。

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王様の扉(205)

2024-02-06 00:00:00 | 「王様の扉」

 出入り口を背にしていた男達と入れ替わるように、沙織とジローはドアの前に立った。
 激しい発砲は止まなかった。急いでドアを開けようとする沙織だったが、どのような仕掛けがあるのか、ドアはびくともしなかった。

「まかせろ」

 と、振り返ったジローは言うと、拳銃を持った男達に向かって、持っていた棺の蓋を思い切り振り投げた。

「どけ、引っ張るな」
「――うわおっ」
「ヒヤ、アァア――」
「危ねぇだろ」
「ちょ、タンマタンマ」

 ――ドドン。

 と、男達の怒号に混じって、出入り口のドアが蹴破られた。
「さぁ、行こう沙織」と、ジローは沙織の手を取ると、仕切りで区切られた迷路のような室内を走り出した。
 しかし、どこまで走っても、通路をいくつ曲がっても、部屋から出る出入り口は見つからなかった。
「どうすればいい――」と、ジローはくやしそうに言ったが、後ろからぴたりと着いてきている沙織は、少しうつむいたまま、なにも言わなかった。

「ボス、本当にこっちでいいんですか」
「――工藤の野郎、一人でさっさと逃げやがって。俺も知らねぇよ」

 と、沙織達を追ってきた男達の仲間なのだろうか。向かっている方向に追いかけている人間がいるとは知らず、いくつかの声が荒い息をつきながら近づいてきた。

「おまえら、出口はどこだ――」

 思いもよらずジローと鉢合わせした男達は、そろえたように一斉に腰を抜かし、競うようにあわてて同じ方向に走っていった。

「出た! 化け物だ」
「――逃げろ」
「そっちじゃない、早くこっちに来いってば」
「待ってくれよ、ボス……」

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