

郵政民営化が衆院で否決し、総理の判断で解散総選挙と決まりました。
総理は自分の政治公約を推し進めた所、否決されたので
「解散総選挙によって郵政改革の是非を国民に問う」
と言っています。
これから先もこのコメントが毎日、毎日、繰り返し繰り返し放送されます。
まるで洗脳のように毎日です。
でも騙されないで下さい。これは議論のすり替えです。
郵政に限らず、天下り先、政治資金への流失問題など、民営化改革はたしかに必要です。
でも、現段階での郵政民営化法案は法案そのものが余りに議論されていないものであったり、国民に対しての浸透性の低さから否決されて当然のものだったといえます。
それよりも現段階において解散総選挙を決断する総理はいかがなものかと。
衆院議論最中の法案の廃止や株価への影響、せっかくやっと落ち込みが止まったかに思える景気に対する悪影響が解らないわけでは無いでしょう?
国の利益より個人の意地
意地が通らないから全部一回ぶっ壊すなんて駄々っ子のすることです。
それを「郵政解散」だなんてよく言えたもんですね。
おいらは自民党内にいながら否決票を投じた議員達を評価します。
そしてこの期に及んで票さえ投じなかった、退席した議員に強い不満を感じます。
国民の代表として、地方から選出された議員は党だとか派閥だとかに右ならえしてもらいたくて選ばれたわけではありません。ましてやそんなもんに縛られて自分の票を放棄しちゃう、つまり逃げちゃう議員に投票した国民の清き1票は全く意味の無い1票になった事になります。
こうゆう議員はもう立候補自体できないようにしてほしいものです。
郵政民営化を最初に唱えておいて結局全く形に出来なかった民主党、
国民のためとか言ってるけど結局は布教活動と切り離せない公明党、
与党になったり野党になったりコウモリさんな社民党
まあなんつうか、日本の政治自体が変わんなきゃどこもどうで変わんない気がしますが・・・