ゆーずのまったりブログ

日々のなにげない記録・・・かな?

いじめ自殺

2015年07月12日 | ニュース TV
岩手県矢巾町で中学2年の村松亮さん(13)が列車にひかれて死亡した事件なのですが、、、


<岩手中2自殺>優しい子、奪われた笑顔…父いじめ解明誓う Y!ニュース


おいらも小学生の頃、転校生だったこともあり、相当イジメにあいました。



子供はまだまだ未成熟な生き物です。

未成熟な分、そのイジメは陰湿で残酷。

日常的なイジメに集団ヒステリーも加わりどんどんエスカレートしていき、いじめている本人達にも止められません。

イジメを受ける側も未成熟なので、
受けるダメージも大きなものです。

亮さんの毎日は地獄そのものだったのでしょう。

自らの死を選ぶという選択は正しくなかったのかもしれませんが、過去、かなりのイジメを受けたおいらとしては気持ちはわからなくもありません。



でも、
今のこの偏った報道はなんですか?


自殺した亮くんは被害者とされてもいいでしょう。

でも、学校の先生は加害者ですか?

校長は、教頭は、学年担任は、部活の顧問は、

そして担任の先生は加害者なのですか?



最後の日誌に亮さんが「もう市ぬ場所はきまってるんですけどね、まあいいか」との記述に、
担任の先生が「明日からの研修たのしみましょうね」としかコメントしてないとか報道されていますが、

亮さんの日誌全文は
「ボクがいつ消えるかはわかりません。ですが、先生からたくさん希望をもらいました。感謝しています。もうすこしがんばってみます。もう市ぬ場所は決まってるんですけどね、まあいいか」

なのです。
本人が「希望」を、「頑張り」を口にしているんですから、この対応は間違っていたとは思えないのです。

でも今の報道では言葉を抜粋して、さもこの担任がすべて悪いかのようなこの報道の仕方に強い憤りを感じます。


調査委員会にイジメ0と報告されていたという報道も多いのですが「ウチのクラスではイジメがあります」と担任が報告していたら何か変わったのですか?

町のイジメ調査委員会が直接乗り出して根本解決を図ってくれますか?

たぶん、イジメがあっても対応できないという学校と担任の個人評価を下げ、「学校内でなんとかしなさい」と言われるのが関の山ではないのでしょうか?

そうゆうお役所のシステムが本当の問題なのではないでしょうか。



そして、あまり言いたくはありませんが、今になりメディアに登場する父親、別居していた母親は正直、恥ずかしくないのですかね?

あんなに担任に色々相談していた息子さんが親になんのサインも出してなかったのですか?

出していなかったとしても、私が親なら、恥ずかしくて、情けなくて、今のあの方々のようにテレビで声高らかに学校と担任の対応を責めるような事は出来ないでしょう。



そして今、教育評論家さんたちはテレビで盛んに学校や担任の対応について強く批判してますが、

その批判にあるようにイジメた側の生徒を叱咤し、警察に届け出たとして、その事を悔やんでイジメた側の生徒が自殺してしまっていたら、その時あなた達はその対応をまた批判するのでしょう?

お偉い教育評論家さんかどうか知りませんが、結果が出た後に批判するだけなら誰にだって出来るんです。




毎日、毎日、他人のせいにばかりする大人達が映し出されるテレビ。

こんな大人達に子供達は何を期待すれば良いのでしょう?

この一連の報道には本当にモヤモヤします。




亮さんに心から哀悼の意を表し、

せめて今は安らかにお眠りしていることを祈ります。

コメント
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