4月のある日の夕食時。
関西ローカルのニュース番組を観て知ることになった“SAVE OUR LOCAL CINEMAS”
新型コロナウイルス感染拡大の影響で京阪神の小さな映画館も前代未聞の閑古鳥が鳴いていたそうな。
このままでは閉館ガラガラは免れないということで、京阪神の小さな映画館が結束して、この難局を乗り切ろうということで企画されたTシャツ販売ですわ。
へ~~と思いながら、企画からTシャツデザインの様子を見てたんや。
Tシャツを見るや否や❗
このTシャツ好きかも❤️(人´ з`*)♪
スクリーンにSAVE OUR LOCAL CINEMASの文字、波波の座席、暗闇を黒地で表現し、シンプルながら素敵に映画館を再現してるなと思ってすぐに申し込もうと思ったんや。
後ろは映画館名がプリントされています。 知らなった映画館が結構あります。
Tシャツと一緒に入っていた各映画館主からのメッセージカードです。
このイラストはサポートしてくれた観客でいっぱいになっています♪ヽ(´▽`)/
以下はSAVE OUR LOCAL CINEMASプロジェクトのサイトに書かれていた決意表明とご報告です。
「映画館が好きだ」
と言ってくださるみなさまへ。
現在、全国で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の影響で、京阪神の各映画館もこれまでにないほど動員が激減、すでに経営が危機的状況に陥っています。今後も被害が拡大していくことが予想され、この状態が何ヶ月も続くと資本力を持たない小さな映画館は次々と閉館に追い込まれてしまうことは想像に難くありません。
こんなに素晴らしい映画を上映しているのに、お客さまに「観に来てほしい」と言えない鬱々とした感情と、すっからかんの場内。
先の番組編成もままならず、停滞していく毎日。
先の見えない不安な日々の中、「映画館には行けないけれど、何かできないか」というお声をたくさんいただきました。
そんな声に背中を押されるように、私たちは映画館を守るためのひとつの策として支援Tシャツの販売を企画しました。
このTシャツは京都みなみ会館の吉田館長がデザインをしてくれました。シンプルでどの世代も着やすく、力強い意志を感じられるデザインです。バックには、このプロジェクト参加映画館全部のロゴが入っています。いつも情報共有し、協力しあっているからこそ、単体では難しいことも集まることでできることがある。そして、複数館の連携により京阪神の映画文化の豊かさを感じていただくこともできるTシャツです。
この商品とご寄付の売り上げは、諸経費を差し引いた全額を参加劇場に均等に分配いたします。
ただ終息を待つだけではいられない。危機を伝えないと、地域の文化が消滅してしまう。
今は、「映画館に来て!」と言う代わりに「Tシャツを買って!」と言います。
私たちを愛してくださる、皆さんの力を貸して下さい。
この度は、ご支援・ご協力くださいまして、誠にありがとうございました。皆様からのご支援は当初の予想をはるかに上回り、Tシャツ受注総数:13,227枚、ご寄付:4,805口となりました。キャンペーン中、日々増えていく反響とご支援に、本当に心が震えました。 大変多くのご支援をいただきまして、当初発送時期を 5/1~5/8 に設定しておりましたTシャツ商品の製作が、想定していたスケジュールで追い付かない状況となっております。お伝えしていた発送時期から大幅に遅れてのお届けとなりますこと、心よりお詫び申し上げるとともに、何卒ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。ご用意できた分から順次発送してまいりますが、全てのご注文に対し発送完了できるのは、現時点で6月中旬頃の予定です。Tシャツ商品の到着を楽しみにしていただいている皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、もうしばらくお時間頂戴できますと幸いです。
今回の総売上額から諸経費を差し引き、13館で分割したところ、1館当たり約280万円のご支援となりました。このご支援金は、休館中の家賃、人件費等の固定費に充当させていただきます。予想をはるかに上回るご支援・ご協力に、参加した13の映画館、みな喜びとともに身の引き締まる思いでおります。
今後より一層、京阪神の映画館のつながりを活かし、皆さまへ多種多様な映画をお届けできるよう頑張って参りますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
皆さまと映画館でお会いできる日を、心より楽しみにしています。
2020年5月4日
Save our local cinemasプロジェクト
〈関西劇場応援Tシャツ販売〉
参加映画館一同
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