昨日、カルガモ親子が公園の池から引っ越していった。
巣のあった花しょうぶの前には、一枚の写真付きの張り紙が置かれていた。
読んでみると、「カルガモ親子は無事に巣立っていきました」とあり、
「ありがとうございました」とも記されている。
母鳥が卵を抱いて以来ずっと見守って来られた、この池を管理されている方が張られたのであろう。
柵を越えて池に入ろうとする子供らを叱りとばす。
巣を狙うカラスを追い払う。
様子を見に来る見物の人たちのお相手をする、等々、世話の焼けたことだろう。
おかげで、ここ三週間ほど、とても楽しくカルガモの観察ができた。
カルガモ親子が巣立った後も、何人もの方が見に来られる。
「もうどこかへ行ってしまったの・・・」
「残念!、毎日見に来ていたのに・・・」
姿を見ることはできないが、雛がそろって、飛べるように育つことを祈ろう。