幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

今度こそ見たいカルガモの子たち

2024-07-05 | 野鳥

公園の池のカキツバタの植木鉢に、「カルガモ」の卵が4個見える。

(昨日、7月4日撮影)

 

多分このカップル(つがい)だと思うが、この春から同じ場所で既に2回産卵している。

但し、その2回ともメスはわずかに抱いただけで、卵を放棄してしまった。

今回は3度目の正直となるか・・・。

 

今朝は、メスは朝からこのカキツバタの茂みの中にいる。

今のところ、しっかりと卵を抱いている。

 

一方オスは、近くの池の縁の涼しいところを選んでしゃがみこんで、何の役にも立っていない。

メスのため、エサを運んでくることもしない。

巣作り、抱卵、子育て、全てメスだけで頑張る。

 

ネットなどで、カルガモに関する情報を見てみると、「メスが抱卵を始めると、オスはつがいを解消してどこかに行ってしまう」のが一般的らしい。

ところが、このオスはそうではなく、ずっとメスにくっついている。

時々メスを巣の外に誘い出ようなしぐさも見られ、二羽でどこかに飛んで行ってしまう。

そのせいかどうか、メスは落ち着いてじっくりと抱卵できないのではないだろうか。

カルガモの生態を知る由もないが、過去2回も含めて少なくとも私にはそう見えるのである。

「オスよ、早くどこかに行ってしまってくれ」と、願っている。

 


触っちゃダメ「ボタンクサギ」

2024-07-01 | 

公園のアジサイの隣に、きれいに咲いた花がある。

アジサイかと思ったら別な花で「ボタンクサギ(牡丹臭木)」だと教えていただいた。

 

うっかり葉っぱをつかんでしまったことがあり、イヤな匂いが漂ったのを覚えている。

別な日に、恐る恐る葉っぱを指でこすってみたら、あの独特な匂いがするではないか。

とてもかぐわしい匂いとはいえず、むしろその逆で、「臭木」と名付けられた理由も分る。

ゆめゆめ、「一枝折って、もらって帰ろう」なんて、気を起こさないのがよさそうである。


「刀削麺」を食べたくて

2024-06-29 | グルメ

知人からの情報で「刀削麺」があると聞いて、昨日、初めて「あQ」さん(西武新宿線・花小金井)にお邪魔した。

刀削麺は好きなのだが、それを出すお店をあれこれ知っているわけではないので楽しみであった。

 

刀削麺の前に、まずはビール。

マーボ茄子、水餃子、海鮮おこげなど頼み、ビールで喉を潤す。

 

結構辛いマーボ茄子。

ヒリヒリしてビールには合わず、食べるのは後回しにする。

 

私は、どちらかといえば、焼き餃子よりも水餃子の方が好きである。

ちょっと厚めの水餃子の皮は、モチモチとした感じがポイントだと思う。

 

テーブルに鉄なべで運ばれてきた「お焦げ」に、とろみのついた海鮮の餡(エビ、ホタテ、野菜など)をかけてくれる。

ジュワ~という音が、さらに食欲を誘う。

焦げ目がついているわけではないが、「お焦げ」の香ばしさが感じられ美味しかった。

 

さてお目当ての刀削麺であるが、担々刀削麺を頼んだ。

他にも、ジャージャン刀削麺、麻辣刀削麺、麻婆刀削麺などがあり、麻辣刀削麺は好みにより辛さを加減してもらえるようである。

麺の太さ(幅)は、ざっと1~1.5cmぐらいありそうで、文字通り、切ったというより削り取った感じが出ている。

クリーミィは汁は始めはそれほどでもなかった辛さが、すするにしたがって辛さが効いてきた。

なかなかの辛さがあったのだが、幅広の麺はそれに負けない存在感があった。

 

残念ながら、うどん粉をこねて作った棒状のものから、包丁で「麺」を削って煮立った鍋の中へ飛ばす。

お店の構造から、そのような職人技が見られるようになっていないのは残念であった。

それはそれとして、他にもおいしそうなメニューがあり、この次を楽しみにしたい。


蓮の花に心なごむ

2024-06-26 | 

公園の紫陽花が見ごろを終わると、池には蓮の花が咲きだした。

花は朝に開き午後にはしぼんでしまう、それを3日ほど繰り返すとあっさりと散っていく。

だが、咲いた花の周囲には次々開くつぼみが控えているので、案外長い期間花を楽しむことができる。

 

そよ風に吹かれて静かに揺れる。

気持ちの和む、味わいのある花である。

 

 

 


今年一番のアジサイを選んでみた

2024-06-25 | 

楽しませてくれた「アジサイ」も、盛りを過ぎつつある。

暇に任せて公園を一回り、勝手気ままな分類でアジサイの「今年一番」を選んできた。

 

まず大きさのチャンピオン、測ってみたらその径が30cmあった。

その重みでフェンスのロープにもたれかかっている。

 

次に、最も派手な色あいと、最も地味な色のアジサイを選んでみる。

赤白が混じり、ひときわ目立っていたのがこれである。

反対に、半日蔭の場所で、目立たなく咲いていたのがこれ。

 

次は、真っ白と、一番赤く色づいた代表。

白は、花嫁衣裳のように混じりけのない白さである。

赤、徐々に変化したのであろうが、とにかく真っ赤になっている。

 

最後にブルー、「この品種が好きだ」という多くの声を聞く。

力強い形と、濃いブルーが魅力的である。

 

アジサイの手入れをされるボランティアの皆さんにより、新たにたくさんの株が植えられている。

既存品種に加わり、来年はどんなニューフェースが現れるか楽しみである。