「皆んな同じように考え、
同じように行動しましょう」
という刷り込みの中で育つと、
無意識に周りに合わせる習慣が
できてしまう。
幼稚園、保育園、その後の9年又は12年でも
団体行動を教えられる。
団体行動ができるのがいい事で、
そうでないと社会人としてやっていけない
というのが、真実と思ってしまう。
社会人としてやっていけなければ困ると思い、
無意識に周りに合わせる習慣がしっかりと
出来上がってしまう。
とくに一昔前までは、そういう教え方が
一般的だった。
その中で育ってきた世代の人達の多くは、
自分が人と違う意見でも
何となく言いにくくて我慢。
逆に人が自分と違う意見だと、
自分を全否定されたと感じてしまう。
本当はそうではないはず。
違って当然。
違うまま楽しみを共有したり、
協力だってできる。
全部同じという人ばかりでは、
それこそ退屈で無味乾燥な世界では？
違うところは違うまま一緒にいるか、
合わないなら棲み分ける。
棲み分けるのは決裂でも対立でも無い。
「この事に関してあなたはこうなんですね。
私はこうです。ここは違いますね」
これでいいわけで、
何か意見が違ったらどちらが我慢するか、
どちらが合わせるかしかないと考えるから
ややこしくなる。
違っても差し支え無い事はたくさんある。
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