「自分の思考が現実を作っている」
「今の現実がもし気に入らなくても
自分の思考次第で変えられる」
という情報を聞くと、
「自分が悪いということか」
「努力が足りないということか」
という感じで怒りが湧いてくる人が
多いみたいだけど・・・
学校でも会社でも、
お前が悪いとか努力が足りないとか
そんな感じでいつも言われてきたとしたら
そう思うのも仕方ないかも。
けれど「思考が現実を作ってる」というのは
真実で、これは「あなたが悪い」というのとは
全く違う事なのでそこを誤解するともったいない。
私も以前は「思考が現実を作っている」という
言葉に対して、
「悪いことが続くのは自分の心がけが悪い、
性格が悪いということか?」という意味に
受け取っていた時期があった。
この頃でも、自己啓発本やスピリチュアル系の
本はよく読んでいて、
そういう言葉を目にする事は多かった。
(本によって細かい内容は様々だけど)
読んでいても「思考が現実を作る」の本当の意味を
わかってなかったと思う。
その頃の私は、人の人生というのは何か
人智を超えた大きな力によって操られている
という風に思っていたので。
自分の人生(起きてくる現実)は、
人間より力のある何かの存在(神?)によって
決められていて、自分には現実は変えられない
→それなのに自分次第ってどういう事?
というところに矛盾を感じてイラっとしていた
のかなと思う。
こんなに次々と災難が来てるというのに
(自分では変えられない流れなのに)
自分で変えろってどういうこと?
という感じ。
この思考の根本にあるのは、
自分というのは無力な小さな存在だというもの。
だから何も変えられないという思考。
そうではなくて「思考が現実を作っている」は
自分で何でも作れるし変えられるということを
思い出そうというメッセージ。
今の肉体は自分という存在(意識エネルギー)の
本体ではないし、ワンネスという事が分かると
宇宙全体(意識エネルギー)と自分という存在
(意識エネルギー)は、イコールである事もわかってくる。
今の状況というのは、今の自分というキャラクターで
肉体を持って限りある人生を体験している状況で、
全体意識の中の一瞬の一つの体験にすぎない。
これが何となく腑に落ちると、
だからこそ今の人生は貴重で
(今の自分として体験できる人生は一度きりだから)、
体験できるうちに、やりたいことは全部楽しもう
という気持ちになってくる。
今の肉体としての終わりが来ても、
意識エネルギーとしての自分が消えてなくなる
わけでは無いし、いちいち深刻に悩む事も無い。
死んでから自分以外の何者かによってジャッジされて
天国へ行くか地獄へ行くかみたいな事も無いし.
言ってみれば肉体を持って楽しむゲームみたいな物。
ゲームだからこそ真剣に遊ばないと面白く無い。
でも深刻になる必要は無いと思う。
「自分の思考が現実を作る」に対して、
「自分が悪いということか?」というのも、
物事を常に「良いか悪いか」「誰が悪いか」で
考えているところからしてピントがズレている。
この話を始めると長くなるので続きは次の機会に。
引き寄せの法則体験記①のブログの内容に少し内容を足して
話してみました