Streettuner at Club Primera Meetup 2016
前回、懐かしい!!と涙しておりました『プリメーラ』
というくるま。
実は僕の人生初のマイカーがプリメーラでした。
確か、1991年だったと思います。31歳にしてようやくゲットしたマイカーでした。
プリメーラには排気量2リッターと1,8リッタータイプがありまして、僕は予算の都合上、1,8Lのほうを選びました。
外観を見てみましょう。
はっきりいって
『もっさりしてる』
『コッペパンみたい』
その外観と真逆に、いざ走らせると実にキビキビと走りました。
何より楽しかったのがワィンディングロード。
狙ったラインをピタリと外さずにトレースしてゆく心地よさ。
プリメーラはFF(フロントエンジン、フロントドライブ)です。
フロントサスペンションに贅沢な『マルチリンクサスペンション』
(これはスカイラインなどと同じ足回りだったと記憶しています)
もともとこの車はイギリス、ヨーロッパ向けに開発されたようです。
それが海外でいろんな賞を獲得し、日本でも販売しよう、という動きになったようです。
そのため、ぼくはプリメーラのテレビCMをみたことがありません(CMはつくられたようですが……)
ほぼ、口コミでその走りが評判を呼び、着実にファンを増やしていきました。
***
この車にたどり着くまで、紆余曲折がありました。
僕は筋金入りのHONDAファン。
なので、車が買えるだけの貯金が貯まったとき、真っ先に向かったのは、ホンダのディーラーでした。(当時はスポーツ志向のベルノ店、ファミリー層向けのクリオ店がありました。)
そこで試乗したのが二代目インテグラでした。
結果は『じゃじゃ馬』だなぁ~、これは一昔前のレーシングカーだよなぁ~。
そこで今度はクリオ店で、新発売の五代目シビック「フェリオ」4ドアを試乗。
当時から悪評の高かったシートの作り込み。これにはびっくりでした。
まるで小学校の教室の椅子じゃないか?!
がっくり肩をうなだれて、なんとなく目に止まったのが日産ディーラー。
そこに展示してあったのがプリメーラでした。
***
まったく、そっけないほど飾り気のないシートに座ると、
『おお~っ!! これこれ!!』
太ももから、お尻、背中を、しっかりと支えてくれる、やや硬めのセッティング。
ちゃんと芯のある硬さを持ったシート。
しかも、調整は当時珍しかった「ダイヤル式」
腰を支えるランバーサポートも標準装備でした。
シートの心地よい包まれ感は「絶品」でした。
リアのトランクはガッチリしてます。開けるのにちょっと力がいるほどです。
トランクを開けると、もうワンアクションあります。
リンク機能がありまして、さらに奥にガクンと倒れこむのです。
開口部をより広く使えるための工夫です。
ゴルフバック4個が見事に入りました。
僕は当時名古屋勤務でしたので、実家の神戸に帰るとき、東名阪、西名阪のワインディングを実に楽しく走りました。
ただ、これだけ素晴らしいプリメーラにも一つだけ欠点が。
燃費です。
1990年代、バブル景気の余波もあり、まだ、燃費の良さを売りにする車はそれほどありませんでした。
しかし、たかが1,8Lのエンジンにも関わらず、一般道ではリッターあたり6㎞程度。
高速道でようやく10km/リッターが出るという状態でした。
のちに僕はどうしてもHONDAエンジンが欲しくなり、プリメーラを手放すことになります。
今にして思えば、25年以上経ったいまでも、その『走りの質感』を思い出すんですね。
つくづく、いいクルマだったなぁ~、と思います。
***本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018
にほんブログ村
前回、懐かしい!!と涙しておりました『プリメーラ』
というくるま。
実は僕の人生初のマイカーがプリメーラでした。
確か、1991年だったと思います。31歳にしてようやくゲットしたマイカーでした。
プリメーラには排気量2リッターと1,8リッタータイプがありまして、僕は予算の都合上、1,8Lのほうを選びました。
外観を見てみましょう。
はっきりいって
『もっさりしてる』
『コッペパンみたい』
その外観と真逆に、いざ走らせると実にキビキビと走りました。
何より楽しかったのがワィンディングロード。
狙ったラインをピタリと外さずにトレースしてゆく心地よさ。
プリメーラはFF(フロントエンジン、フロントドライブ)です。
フロントサスペンションに贅沢な『マルチリンクサスペンション』
(これはスカイラインなどと同じ足回りだったと記憶しています)
もともとこの車はイギリス、ヨーロッパ向けに開発されたようです。
それが海外でいろんな賞を獲得し、日本でも販売しよう、という動きになったようです。
そのため、ぼくはプリメーラのテレビCMをみたことがありません(CMはつくられたようですが……)
ほぼ、口コミでその走りが評判を呼び、着実にファンを増やしていきました。
***
この車にたどり着くまで、紆余曲折がありました。
僕は筋金入りのHONDAファン。
なので、車が買えるだけの貯金が貯まったとき、真っ先に向かったのは、ホンダのディーラーでした。(当時はスポーツ志向のベルノ店、ファミリー層向けのクリオ店がありました。)
そこで試乗したのが二代目インテグラでした。
結果は『じゃじゃ馬』だなぁ~、これは一昔前のレーシングカーだよなぁ~。
そこで今度はクリオ店で、新発売の五代目シビック「フェリオ」4ドアを試乗。
当時から悪評の高かったシートの作り込み。これにはびっくりでした。
まるで小学校の教室の椅子じゃないか?!
がっくり肩をうなだれて、なんとなく目に止まったのが日産ディーラー。
そこに展示してあったのがプリメーラでした。
***
まったく、そっけないほど飾り気のないシートに座ると、
『おお~っ!! これこれ!!』
太ももから、お尻、背中を、しっかりと支えてくれる、やや硬めのセッティング。
ちゃんと芯のある硬さを持ったシート。
しかも、調整は当時珍しかった「ダイヤル式」
腰を支えるランバーサポートも標準装備でした。
シートの心地よい包まれ感は「絶品」でした。
リアのトランクはガッチリしてます。開けるのにちょっと力がいるほどです。
トランクを開けると、もうワンアクションあります。
リンク機能がありまして、さらに奥にガクンと倒れこむのです。
開口部をより広く使えるための工夫です。
ゴルフバック4個が見事に入りました。
僕は当時名古屋勤務でしたので、実家の神戸に帰るとき、東名阪、西名阪のワインディングを実に楽しく走りました。
ただ、これだけ素晴らしいプリメーラにも一つだけ欠点が。
燃費です。
1990年代、バブル景気の余波もあり、まだ、燃費の良さを売りにする車はそれほどありませんでした。
しかし、たかが1,8Lのエンジンにも関わらず、一般道ではリッターあたり6㎞程度。
高速道でようやく10km/リッターが出るという状態でした。
のちに僕はどうしてもHONDAエンジンが欲しくなり、プリメーラを手放すことになります。
今にして思えば、25年以上経ったいまでも、その『走りの質感』を思い出すんですね。
つくづく、いいクルマだったなぁ~、と思います。
***本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018
にほんブログ村