私は「忖度」という言葉を森友学園、加計学園の総理大臣の取り巻きや官僚の行動として使われる言葉と初めて知った。
この事件で忖度とは主人の意向を推し諮って(量って)物事を進めるという意味に捉えた。
そもそも、主人が正しいことをやるならば主人の名前で実施すればよいこと住むのであるが、忖度とは主人が表に出したくないことを推量して実施することだと思われる。であれば、忖度は忖度を実施した人に席を問わねばならない。
であれば、総理大臣の周辺の官僚や取り巻きが忖度した下ならば、取り巻きや官僚の罪を断罪し舐めればならない。
森友学園や加計学園の情報だけで推測すると、
●森友学園の主は維新の党や総理大臣夫人の名を借りて、官僚や役人に「忖度させること」で国家資産や税金のかすめ取るように見られる。
森友学園の元経営者の罪を明らかにすると同時に忖度して不正を働いた罪を断じなければならないし、各役人に罪を押し付けようとするその上級の官僚や政党の関与があればその罪も問う必要がある。逃げ切ってしまったらそれは後世に問題を残すことになる。
●加計学園は「認可」の忖度である。これは二つの問題がある。不要な学部増設である。
そのまえ都会の歯科医院はコンビニ並みとは言えないが一時の2倍となりますます増えようとしている。このため過当競争時代に突入しているのが現状である。また、医薬分業で薬剤師の不足を招き、薬学部の増加が行われている4年制から6年制になったことは入学の壁が高くなったが、貧乏人が薬学部進む壁になったことも事実である。
話を加計学園に戻し「忖度」を考えると①獣医学部をふやす理由付けを行い、②獣医学部増設の1枠をいろんな条件(地域の制限、教授方の制限等)を付け加計学園が選ばれるようにしたことである。さらに不思議は認可が行われる前に建物の建設が行われ、建設された建物は最先端研究とは程遠い設計になって安全性に疑問があるそうだ。
「忖度」と発言の訂正や削除を行い繰り返して同じことを繰り返す政府、国会議員見解銀、市会議員が多いことが監視委と思うのは私だけか。民主主義を担う人間はより清潔であるべきで、議員は世襲する職業ではなく、名誉職でもない。
国会や地方議会は政府、役所がしなければならないことを法律や条例を作る機関である。内閣や市長はその決定に従って、国民、市民にサービスを行わなければならない。官僚、役人は国民や市民のために仕事をするのが役目で、内閣、官僚、議員個人に仕事をするところではない。つまり「忖度」は民主主義に相容れない行動である。不正がそこにあれば罪に問うべきことである。
======<by やじさん>======