自然はともだち ひともすき

おもいつくままきのむくままの 絵&文

秋の花見

2020年10月04日 | 写真と文




萩が散り始めました

コロナの秋もここだけは

優しい空気が流れているようです

毎年見馴れた風景を心に描いて待ちわびて

今年もまた無心で立ち尽くす幸せな時を持ちました

 










色紙・てっせん

2020年10月02日 | 色紙
【てっせん】



  色紙(水干)

期限切れ?

2020年08月23日 | 写真と文



コロナ禍で今年のお盆は孫たちの帰省もなく
息子夫婦がお墓参りと会食のあと沢山食糧を仕込んで
「眺めているだけでなく、消費期限を確かめてせっせと食べきりなさいよ」
と念を押して、そして過ぎてゆきました。


1週間玄関のカギはかけっぱなし
時たま宅配の不在通知表が落ちていて
1週間テレビは読むけどウーともスーとも発音せず
でも笑い声だけはちゃんと出るので心配せず
1週間屋内のみカタツムリみたいに居場所を変えている
気がつくとこんな日頃でありながら、無事平均年齢も超えたんですよ。

 
自立して生活できる「健康寿命」はそれよりほぼ12年も短くて
厚生労働省は20年ほどかけて健康寿命を3年以上伸ばすのが目標だとか
そういえばこの10年あまりは正体不明のバイキンに取りつかれて
ひとりキリキリ舞いしたこと何度もあったっけ…
あれで「健康寿命」の関門くぐりぬけたのかな?


その調子で100歳まで生きるよ、と息子がニヤリとするたび
おおイヤなこと! 大いに反発するのは間違いなく本心からと思うけど
私の使い古した頭の中では今日も何かがのんびり歌っているのです!
のんびりと、気楽に!  (ノД`)・゜・。。。  

狭庭に長梅雨

2020年07月27日 | 写真と文


今年も大きな災害を残しながら梅雨の季節が通り過ぎようとしています
日本の風物詩の一つとしてのソフトな詩情にもかなりの変化をもたらして。

地球は変貌する。  どんな風に??
一人前以上大きく憂えては笑ってしまうのだけど
でも太郎たちやもっと先の子や孫たちの未来を想像するとき
うなだれて未完のままノートを閉じるしかありません。
どうにもならない先のことまで想像するのが
この年代の特権とでも言えるのでありまする。



あちこちから苔を戴いては出来立ての庭に植えていた彼が逝き
あとの手入れも出来ぬまま30年。
敷石のほかは地面が見えぬほどびっしりと緑に覆われた長雨の狭庭
この放置に近い自然の庭がいいのか悪いのか分からぬまま
差しあたっては美しいものとして眺めることにしているのですが
手抜きながらも管理は年々身に応えます。

「いっそのこと画室を建てたら?   から始まって
「木を取っ払ってガレージ作れるならナイスだけど! 
「目いっぱいのサンルームにしてランチ食べたい!
親孝行子不孝を取り混ぜていろいろと意見でましたよ
それを抑えるために
草むしりって気分変換に一番よなどとやせ我慢言いながら
10年後、50年後、実に先行き不明の我が家の庭も想像するのでありまする。

文月の雨

2020年07月03日 | 写真と文



あっという間に一年の半分を過ごしてしまいました。
真夏日もあったはずなのに、昨日今日は涼しくて生き返ったみたい。
でも梅雨はまだたけなわ西日本、関東方面に豪雨が続くのはお気の毒です。



水浸しなのに何故6月を水無月と名付けたのでしょう?
無は「無し」ではなく「の」を意味するそうで、だから6月水無月(水の月)
ちなみに7月を文月と呼ぶのは七夕などの書を現しているのだとか。



コロナ禍で帰省できなかった太郎次郎と息子夫婦と
オンラインで会って元気もらいました。
と言っても
聞きたいのに難聴。話したいのに声帯萎縮。



もっぱら4人の会話を見ながらそれでもひとり喜んでいるだけ
世の移り変わりを強烈に悟った一瞬でもありました(*^^*)。






Eちゃんの薬局からとどいた健康食品の一部です。
世界は変貌しても、人情に変わりはありません。


窓辺に立てば

2020年06月08日 | ひとりごと


物憂いような晩春の午後というか
まだ緩やかな日差しの初夏の午後というか
窓辺に立てば
何するともなく佇んでいる麦藁帽の人影や
幼児の乗ったブランコが音もなく揺れているのを
時々はみることも出来るようになりました。

薄ベージュの紗の幕を透かすようにして眺める小さな公園は
いつもひと気が無く、夜になったら猫の町に変貌するのでは?
と想像を膨らますのにぴったりな風景です。

「コロナはほぼ収束」と前のめりの会見もあったけれど
新生コロナの不気味な影はそこら中に漂い
そして世界は変わってゆくんだ、と夜ごと猫たちが騒ぎます。


不思議な口内の痛みが表れてもう1年が経ちました.
幸か不幸かコロナ禍の真っ最中で受診のはしごもあまりせず
今はかなり辛い日々だった記憶が少し遠のいたから
猫の町を空想する余裕も生まれてきたらしい。



用事が無い限り外出はせず
群れることが嫌いな性格がだんだん顕著になり
呆れるほど飽きないひとりの生活に
コロナという侵入者は何か意外な土産を持ってきたような気がしてなりません。

いったい何でしょう?
これとはっきり言えないのに (@_@

だんだんと形になって現れてくる… そう考えれば
これから変貌するという世界を見るのと共に
ひそかな楽しみとなりそうです。

猫の町

2020年05月01日 | カット画
   

今日も向かいの小公園はひっそり静かです
日が当たっているのに撒かれた除草剤で薄茶色に寒々と見える広場
忘れられたようにしょんぼり立っている片隅の遊具たち。
・・・ふっといつかどこかで読んだ小説の断片が頭に浮かびました。

  誰もいない町。
  夜になるとどこからともなく集まってくるのは猫ばかり。
  店を開き食べて飲んで踊って朝になると姿を消す。

  一人の青年が当てのない旅に出て、無人の駅に降り立ったのですが
  食堂にもホテルにもどこにも人っこ一人見当たりません。
  仕方なく勝手に泊まり込むと、夜になって姿を現したのは大勢の猫
  驚いてそっと隠れ、様子を見ることにしました。

  陽気に騒いでいた猫たちはそのうち人間の匂いに気づきます
  興奮して探し回り近くまで来ても見えないらしく、やがて朝がきて引き揚げる
  青年は危険を感じ見つからないうちに退去しようと駅に来たけれど
  どの列車も止まることなく通り過ぎて行ってしまうのです。

  自分の姿が!見えていない!
  自分は死んだ人間なのだとそのときやっと気づいたのでした・・・


記憶はおぼろで作者が何を言いたかったのかは
もう一度しっかり読み直さない限り分かりません。
ただなぜか突然思い浮かんだ寓話のようにすとんと腑に落ちたのです。

何故でしょう?
今の自分にふさわしいのだろうか・・・ 
そんな風に思いめぐらしたりもするのだけれど。

         

静かな休日

2020年04月27日 | カット画
   

初夏に近い明るい陽射しの中
あるかなし微風が木々の新芽を揺らしています
休日を楽しむ子供たちのざわめきは無く
帰省子の足音も途切れました
楽しいはずのゴールデンウイークの幕開けなのに
ひっそり静まり返った公園は見ているだけで何か切ない。


口中のトラブルが始まってから1年
この間やむを得ず3個の歯科医院でお世話になり
そして同じ診療科でも随分差があることを初めて知りました。

最初は「歯の治療は痛いのが当たり前」
診察台が拷問台と変わって大きなストレスになり病状が悪化
二つ目は
「とにかく痛くない治療」がモットーだったけど
機械が古くて結果はイマイチという感じ
三つ目になったら
削るのも磨くのも静かに洗い流すようで痛くない
ただし事務的な対応で親近感は湧かなかった

何かにすがりたい弱みを抱えていても
人間ってなかなか満足はできないものなんでしょうか。

どれもが舌にはあまり触れず
歯の器質的な問題に対する治療のみそれもほとんど終わったので
これ以上通院するのも無意味な状況とはなりました。
幸い痛みも半分以上好転し、ときに全快を疑うこともあるほど。


きっかけとなる歯の劣化は出来るだけ食い止めなくては。
か細い神経も図太く構えて痛みの伝達を断たなくては。
さぁ 嫌なこと気にせずのんびり過ごしましょう…
とは思いたいけど、

この静かなあまりにも静かな公園の風景は、見ているだけで悲しく切ない。

神マスク

2020年04月11日 | カット画
   

目には見えない新型コロナウイルスという魔物に振り回されて
いまや世界中が青息吐息です
このバイキンが魔力を発揮し始めてからもうどれくらいたったのでしょうか。

待望の東京五輪が正式に延期決定してようやく対策に活が入り
2か月間閣議後決定したのはマスク2枚の全所帯配布でした。
 「小さ過ぎるアベノマスク、顎が出てるじゃん
 「小池都知事のと取り替えたら?
次の日には前日の映像とふたつ並べて
 「あれ?アベノマスク大きくなったよね
 「洗濯したから大きくなった? 
と、にぎやかなことでしたが、笑って済ますなんて不謹慎。

西欧には、この深刻な事態に何の対応もせず
自然に任せてそっとやり過ごそうとする国もあるそうです。
どちらが良いのでしょう? 人間の英知と、次第に耐性を高めてゆく菌
最後に勝つものは??

明後日三軒目の歯科口腔外科医院に予約の日です
アベノマスクははまだ届かなくて大きいマスクで行ってきます。

(治療の間どうせ外すのに面倒くさいなぁ)((^┰^))ゞ

三月のシクラメン

2020年03月10日 | 写真と文


この冬零下の日は皆無で温度管理がよかったのか
例年枯らしてしまうシクラメンが今も盛り!
しばらくぶりEちゃんからのお便りを花と一緒に眺めながら
とてもとてもあったかい気分になりました。

世はあげてコロナウイルス禍で大騒動
先の見えない不安の真っ黒い雲で覆われているみたい
人も物も流れは途絶えて家の中でひっそりしているのでは。
なかには支持率の上がり下がりで青息吐息の人もいるだろうに
とは余計なことを。

ご念の入った出不精に加えて体のタガも緩み始めた誰かさん
台風の夜さえ安穏な幸せに浸りきっている安らぎ人だから
テレビの報道を見る度の、精一杯な気遣いもやや的外れ (✿☉。☉)…・;

とは言いながら
「コロナ禍」より重い「舌禍」を背負ってときにユーウツな身としては 
Eちゃんの不安もシクラメンのかほりも一緒くたに
栄養剤として飲み込んで辛うじて均衡を保っているのかも
などと自己弁護したりして。

健気に咲き続けているシクラメン
どうぞいつまでもきれいな姿を見せてくれますように。

はのはなし

2020年02月13日 | カット画
  

鏡の前に立ってニッコリ愛嬌顔をしてみてギョッとなりました
口のあたりぽっかりと開いている黒い穴。
思わず近寄ってあ~ン、ベロを出してみたら黒~い(?_?)

動悸打ち始めた胸を抱えて大急ぎで調べましたよ
なんと赤・白・青・茶・黒・紫とずらり並んだ舌の画像に改めてびっくり。

何だか獣の匂いがする
そのうち黒い毛が生えて人間追放されるんじゃないかしら
近頃頻発する「異常な事態」?には大分慣れたつもりだったけど。




幸いなことに獣めいた黒い色は2~3日で薄れてくれホッとできました。
でも恐慌状態からは脱したものの健康を示すピンク色には戻っていません。
おまけに肝心の歯ときたら…
まるでコーヒーに浸し続けたような茶色になっちゃった。

これまで少し黄身がかった歯はむしろ健康な証拠の色だと言われ
30年近く歯科医院には無縁でしたが老化には勝てず
何の自覚もないうちに虫歯の治療をと殆どの歯が検査治療を施され
思いがけず白い歯がきれいに並んで喜んだのは束の間でした
今じゃ薬のかかった部分だけ変色して元の歯との境がくっきり・まだら。

拡大鏡に虫眼鏡
磨けば磨くほど茶と白にピカピカ光ってきます!
今までこれほど大切に丁寧に磨いたことあった?
そしてこの歯が夜になると我とわが舌に攻撃を仕掛けてくる~

身内の争いをなすすべなく見守るしかない老親の心境とでも言いましょうか
せめて日中だけは能天気に陽気にと…(ノД`)・゜・。

大寒の日

2020年01月26日 | カット画
  

連日信じられないほどの陽光が降り注ぐ部屋の中
記憶の中の大寒は~
毎朝雪の積り具合を量りながら除雪の心配で肩の荷が重いころ
つい最近までは。



踊りだしたいほど軽やかに窓辺に立ち
抜けるような青空を眺めながら、ふと考えました。

雪の降る窓辺の風景が大好きだった頃がありました
音もなく雪片の舞い散るモノクロの世界を
鮮やかな絵の具で染め上げてゆくようにして
湧き上がる情感のなかに浸るのが何より好きでした。

あの頃からどれだけの時間がたったのでしょう?
その間には
見失い消えゆくものへの哀感で胸の詰まる時期もありました。

今はその思いさえも霞んで遠くなり、 
宝物だったあの感覚は風呂敷にしっかりと包んで
押入れの奥深くしまい込んだ遺物のようです。
或いはもうカビてるかも知らん? 

昨日の気温13.8℃ 春の気候だそうです。
心の浮き立つ分頭の中も軽くなってゆくみたい~

それさえが何か楽しい大寒の一日でした。

令和2年

2020年01月11日 | 絵と文
   

太郎にお付き合いしている女性が出来ました。
近いうちに連れてくるからね、と約束しながら
私はまだ彼女の顔さえ知らないのです。

写真は持っていないというので
大切な人の写真位肌身離さず持ち歩きなさいよ、と言いましたら
これはどう?
彼ニッコリ笑って肌身離さず持ち歩いている携帯を開きました。

まぁ、 押せども押せども彼女の写真やツウショットがずらずらずらと…。
何だか絵に描いたような美男美女もいます
呆れるやら感心やら、したのは私一人でみんなケタケタ笑うのでした。

なるほどね
まさに時代遅れなんだ  でもね
ひとり住まいの外出嫌いが携帯持ってもあまり意味ないもん
このパソコンだけで十分だい。

それでも覚束ない手探りで
たっぷりとふたりの百面相を堪能しましたよ
堪能しながら
(いい加減にしたら?
(これじゃぁ新鮮な驚きとは無縁な新婚生活になるだろうなぁ
(それこそが余計なお世話!!



最近の婚活事情って、みなこんなもんですかねぇ(@_@。

いくつになっても可愛い太郎の話です。



13日の金曜日

2019年12月13日 | 絵と文


激しい腹痛に飛び起きてトイレに駆け込みました。
こんなのもありなんだ!
夜中の1時は魔の時刻。
この7か月間毎夜の招かざる訪問客は形を変え品を変え。

一昨夜は口中が火傷と錯覚するほど乾いて
くっついた舌を剥がすには粘膜までぺろっと破れるかと思い
その前はひりつく舌に触れる歯がみんな刃物と化し
そのまた前の前の夜は…もう思い出せない。

それにしても昨夜の腹痛には参った
トイレから出るに出られず、早朝4時までなんと十数回、ですよ。
暖かい日中でしたが朝の冷え込みは強く
室温を真夏並みに上げ布団に潜り込んでも
異常なほど体が冷たくなって震えが止まらない。

エビみたいに丸くなってガチガチ言ってるオba~ちゃん
ひとごととして表現するなら,
何だかぶつぶつつぶやいて
ときには、笑ってるんじゃないの? イヒヒヒ、って。

不思議なことに日中痛みはあまりなく
人前ではニッコリできるオba~ちゃん
狂ってしまったサイクルが何とか元通りになるまでは
合点して能天気にやり過ごすしかないみたいです。

熱いお茶を沸かして飲み、
朝刊は見出しだけに目を通し
再び布団に潜り込んでから、思わず笑ってしまいました
今日一面の日付の下
13日の金曜日、とありました(◎_◎

イ、ヒ、ヒ、ヒ

秋映

2019年11月25日 | 写真と文


おそ秋の公園の

冷たい雨の中で

落ち葉に見とれた

楽しい小半時でした