30数年前家を新築した時に一番こだわった本床のついた座敷は
訪れる人の無いのをいいことに、今や物置と化しています。
続きの和室は寝室として、広いリビングは日中を過ごす仕事場として使い続け
ダイニングキチンやユーテリティはリフォームを済ませて明るく快適になったのに
お座敷だけは昔の儘なのでここへ来るとタイムリミットしたような気になります。
その座敷の一隅に積まれたのがクローゼットに収まりきらずいつか山積みされた絵の数々
それが今や私の終活の一番の悩みの種となってしまったなんて、どういうこと?
振り返れば、辛いけどそれなりの充実した日々を紡いだのでは?
考えるほどにまるで掌に宝玉を包み込んで愛でるようにいとしく艶やかに
幸せなこととして思い出されてきました。
一部はお嫁のEちゃんがお店の壁面に飾って客ともども楽しんでいるらしい
二人の孫の未来のお嫁ちゃんが絵を愛する人だったらいいけどなぁ・・・
集大成とは至らずささやかな結果ではあったとしても悔いはなく
描きためた絵は充分にその役目を果たしてくれたのだと考えが改まりました.。
今度こそ
終活その核の部分、愛情と感謝をこめて作品整理の実行です(*^^*)